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5月, 2020の投稿を表示しています

推論のはしご

土曜日朝8時半に現場に到着。始めてみると、ついこの間まで手が入っていた庭とはいえ、あちこち密状態だ。下から上へ、上に厳しく下にやさしく、一本一本丁寧に剪定を進めていく。初体験で失敗したので、今回は1時間に1回ゴミ袋に回収。 春紅葉の枝振りがあるじを失った邸宅の寂寥を募らせるが、いたづらに浸り過ぎては枝を払うのを逡巡する。迷ったら切れの基本に則り、低く庭を覆っていた太い枝を切断した。途端一陣の春風が庭を吹き抜け樹々をそよがせた。推論のはしごから降りることに気づかせてくれるのはこういうひと時かもしれない。

この木なんの木気になる未読

ありがたいことにまた剪定の仕事をさせてもらえることに相成った。今回は敷地面積100坪の瀟洒な邸宅で、すでに買い手もきまった前所有者による手の行き届いた庭木だ。先週下見に行った際、防腐塗料の施された樹木をどうしたものかと気になった。まずはこの木の品種を調べようと植物アプリに投稿したが、アプリには余分な情報の未読サインだけがのこるばかりで種類は不明のままだ。なぜか未読ばかりが気になって き が き でない。

騏驎も老いては駑馬に劣る

愚痴のようだが自分の倅のような若い社員から物知り顔であれこれ指図されることに辟易とする。どうせ俺は1年しか世話にならぬと腹を決めているから我慢するだけだが、経験を積んだ老人が実社会で貢献するというのはそんなに容易いことではないとよくわかる。畢竟誰に対しても頭が下がり謙虚になるしかないから、これも隠居生活の深化に必要な試練だと弁えるとしよう。世阿弥は「風姿花伝」の中で父観阿弥について「(老年期は)さりながら、まことに得たらん能者ならば、物数は皆失せて、善悪見どころは少なしとも、花はのこるべし」と記したそうな。今更ながらそれを 背中で示していた亡父が偲ばれる。

テレビ感染

もうピークは超えたのに、なんでまだステイホーム破りだ、新しい生活様式だとテレビが騒いでいるのか皆目わからん。自分たちがもとの撮影スタイルを取り戻そうとしないで、どうやって視聴者はコロナ騒動から離脱できるというのだろう。なんでも右へ倣えを決め込んで正論らしきものにしがみついているだけでいいのか。そんなテレビの無見識にいつのまにか感染してしまっている国民の哀れなことよ。抗体はテレビに対して必要ですね。

ピポピポピー!ショートクたいしー!

聖徳太子の十七条憲法第六条が「懲悪勧善。古之良典」(悪を懲らしめ善を勧めるのは古からの良いしきたりだ)とは知らなかった。視聴率や劇場性を考えて最初は悪にやりたい放題やらせるが、最後に正義が現れて悪を懲らしめる。痛快この上ない展開だ。悪を懲らしめる過程に善があることを忘れると、悪と善が各々独り歩きする。近頃の政治状況を見るにつけ巨悪は必ず露見し葬られる定めにあり、独善はまた孤立と自滅を招き入れるものだと悟る。法治国家とは善をもって悪に立ち向かう国家だ。

第二波平とでも改名するか

第二波を恐れる気持ちがあながちわからぬでもないが、やっと自粛を解いた政府や知事がいつまでも感染症対策を叫ぶのもいささかうんざりだ。県をまたぐ移動は当分やめろだの、再開する施設やイベントに過度な対策を強いるくらいなら、いっそ宣言を取り消さねばよかろう。いったいいつまでマスクをつけさせる気なのか。他国より悪化しなかった原因を国民の協力などと自画自賛するバカさ加減にはほとほと呆れる。わしゃ明日からマスクなんぞしていかんぞ!

チョイうた

元気な高齢者バンドだからという理由で予選を勝ち抜いたものの、コロナのせいで3月の演奏会は延期となった。諦めていたら主催者から連絡があって、6月21日の日曜日午後2時から予定のロビーで演奏することになった。ただしコロナが終息してホールが開放されなければ、無観客で尾張旭市文化会館の Facebook でライブ配信され、その後YouTubeにアップされるそうだ。持ち時間は13分とチョイタイムだが、毎週3時間の練習にチョイ感はない。(画像をタップするとPDFで見れます)  

日曜映画劇場

いやあまたお会いしましたね。今日の映画はもう今世間で騒がれている麻雀の映画なんですね。桜問題を裏ドラに仕込でおいて、下家の黒川に連荘させリーチをかけたら、対局を眺めていた大衆からチョンボを指摘され、ゲームから降ろされた黒川に6,000万点もつけて口封じさせるというなんとまあ呆れるストーリーなんですね。こわいですねえ。いやですねえ。安心して麻雀を楽しみたかったら西雀荘へ行きましょうね。ではサヨナラサヨナラ。

退場方針

出口戦略は嫌いでロードマップだと危機を煽り続けるあの都知事にはもう退場してほしいものだ。オリンピックに中止という選択肢はないと息巻いていたのはどこの誰だったか。再選を前に露出度をキープしておいて、安泰となれば今度は延期されたオリンピック始動のため掌返しで方針転換するに違いない。レインボーブリッジの色がどうのこうのより、無観客やソーシャルディスタンスを施す工夫でもして自分に出されるカードの色を気にしたらどうなんでしょうね。

オンライン酒場放浪記

不謹慎だが首相の一日を新聞で自粛警察するのが愉快だ 。あのおうち動画を酷評されて以降ほとんど官邸と国会から出ず、終わればまっすぐ自宅へ直帰のようだ。さぞやお気に入りの焼肉屋へ立ち寄りたいであろうにと、コロナ禍の中でも構わず酒場を放浪してきた小生からすれば気の毒に思える。料亭政治から脱皮するのも新しい政治様式だなどと、専門家会議に言わせないのは馴染みの女将に頼まれているからではないかと邪推してはもっと気の毒か。

アンパンマンの憂い

ずいぶんと君には困らされたね。有名人も亡くなったし、経済活動も停滞したままだよ。とくにかわいそうなのは高校球児だよね。あれはたぶん夏休みがぐんと減って授業を取り戻さなくちゃならないからじゃないのかな。大人たちの身勝手で振り回される子どもたちにとって本当の敵は大人たちかもしれない。ボクが心配しているのは、世の中が除菌だ、三密回避だといって無菌社会を目指すことなんだ。タバコもそうだけどある程度のバイキンや害毒もなくちゃ抵抗力のない子どもたちばかりになっちゃうんじゃないかな。君はどう思う?

バクロニム(逆頭字語)の世界PART II

検察官問題がSNS上で盛り上がることに、新聞もテレビも反感を抱くのは自分たちの存立基盤が脅かされるからだろう。ネット記事は責任が明確でないからあてにならないといって非難できるほど、新聞に責任を取る覚悟をもった記事は見あたらない。検察官問題をこう見る「人たちがいる」などと連呼していた池上解説などSNSの発言そのものだろう。会員になった覚えもないのになぜ「会員制交流サイト」などと蔑視されるのかも怪しいわけで、ソーシャルディスタンスも会員制距離と呼ばねば釣り合わぬ世界だ。

バクロニム(逆頭字語)の世界

スマホに送られたPDFファイルを画像に保存してSNS にアップしたいと思っても、これがなかなかできず諦めてしまっている方も多いのではないだろうか。斯くいうこの誌面もPDFはダメでJPEG、PNG、GIFしか掲載できない。それでは困ると調べたところ、cloud convertなるアプリがあって、25回以上使うと有料だがそんなに使うこともないので試しにやってみた。あっという間にPDFがJPEGやPNGに変換できる。ちなみに写真はJPEG、人工的な書類関係はPNGがいいそうだ。そういえばDMMもバクロニムだった。

ミックスダウン

ラグビーのトライはtry at goalという言葉から始まったそうで、もともとはトライをしても得点は与えられず、ゴールキックする権利が与えられたらしい。アメフトのタッチダウンはボールがゴールラインの空中を通過した瞬間だが、トライはボールがゴールエリアで選手がゴールまたはプレイエリアの一方に同時に接触した瞬間だそうだ。オーディオインターフェースを買ってDAWでミックスダウンをしてみたが、自分が入れたボーカルだけがうまくミックスできない。ようやく ゴールキックの権利を得ただけというところだが、それがまたワクワクさせる。

緊急事態解除後の酒場放浪記

緊急事態宣言中も週2日通い詰めた行きつけの酒場。この間客といえばわれわれ夫婦二人だけという日がほとんどだった。店長から内緒で活きのいいヒラマサの差入れをいただいたりしてほぼ従業員目線で金を落とした。緊急事態が解除されたこの夜は5組の客も入り、アルコールの提供も7時を回って延長された。家に帰ると、連休以降客の途絶えていた西雀荘にも灯りがともり麻雀が再開されていた。局面の変化に気づかずまだ騒いでいる知事たちや報道関係者には自粛を願いたいものだ。

力を逃す

朝出動前の日課であるギターの練習を終わって着替えようとパジャマを脱いだら、細君がどうしたのと聞く。なにがと例によって主語を聞くと、そこと言われて胸を見ると赤い線がついているではないか。コロナがこんなところにと慌てず、抱えていたギターの痕だとすぐに気づいた。先日酒場で細君から、いかに力を逃すかについて高説を賜ったばかりなのに、相変わらず力一杯ギターにしがみついていたようだ。それじゃいい音は鳴らないわねと悔しい言葉を浴びせられながら仕事に向かったのであった。

マイパチンコナンバーカード

摩訶不思議な日本語が罷り通っているのに誰も異を唱えないのがこの現象を象徴している。緊急事態を宣言し、終息すれば緊急事態を解除すると表現すべきだろう。不思議な現象といえば、これまで面倒だからとか プライバシー侵害だとかと屁理屈を捏ねて作らなかった連中がマイナンバーカードで行列するのを見るにつけ、彼らとパチンコ店で並ぶ人々にどんな差があるのか意味不明だ。解除とは遡って無かったことにすることらしいが、損しても原状回復できないパチンコにやや同情したくなる。

しんぶんし

しがつくだけで途端に価値が下がると同時に、上から読んでも下から読んでも同じになるだけの代物では本当に困ったものだ。かつては「社会の木鐸」とまで言われ、乱れた世相に警鐘を鳴らす重責さえ自負していたではないか。それなのに、近頃では検察官の定年問題でSNSの後塵を拝す体たらくだ。一介の女性が正しく声を上げる前になぜ彼等が世論を喚起しないのか。それを報道してジャーナリズムを標榜しているような媒体では、ただの「煽情紙」でしかあるまい。

自己をファシリテートする。

ギターのストローク奏法がなかなか上達せず苦しんでいる。指だけでなく腕全体を使うようにしてみたらコツが掴めたと思ったら、それでもピックが引っかかるので親指の横から爪が生えてる感じでピックを持ったら音が響くようになったりだ。コツという言葉は人間の体幹を貫く骨から転じて、物事の本質を掴むという意味で使われるようになったそうな。会議のスムースな進行を促すファシリテートという用語も、自分の中にある観念と情動の対立をいかに調和させるかという意味でコツに相通じているかもしれない。音楽は奥が深い。

無理が通れば道路引っ混む。

横断歩道に立っているのにピザ屋の単車が2台続けて爆音をあげて通過した。新しい生活様式として買い物に行かず通販を利用しようなどともっともらしく推奨するが、宅配トラックやケータリング車両が道路を席巻するのもいかがなものか。休業要請に喘ぐ店舗にとって窮余の一策と映る宅配も、捌き切れない在庫の見切り処分が内情だとわかれば易々と受け容れるのも癪に触る。荷を負わさず馬を引くのを無駄と呼んだそうだが、無駄をなくそうと無理や無利子を通そうとすれば道路も道理も引っ込めざるを得まい。

歩き目ですの目線

タンポポの咲き始めた堤防を歩く目線で考えた。山本五十六は開戦後すぐに講和を有利に持ち込んで戦争を早期に終結させようと空母建造を主張した。一方平山中将(平賀譲がモデル)は、戦艦大和を国民の希望の象徴として建造し、大和が沈むことで国民の戦意を喪失させる契機にしようと見据えた。山本が入口戦略なら平山は出口戦略だろう。オリンピックに拘って入口戦略に失敗したわれわれは、コロナに敗北する出口戦略ではなく戦略的勝利とは何なのかを考えねばならない。撤退思想は投資家に任せておけばいい。

母の日スペシャル「広島焼きの極意」

母の日は細君の日である。そんなわけで今晩は小生が腕を振るって得意料理に挑んだ。広島焼きは独自のレシピを持っていたが、NHKの番組「プロフェッショナル」でお好み焼き職人市居馨さんのを見て若干修正した。余談だが、おうちごはんが流行っているせいか、お好み焼き粉が売り切れで複数のスーパーを巡らなければ手に入らなかったのが意外だった。 【用意するもの】 お好み焼き粉、キャベツ千切りどっさり、ネギ、お菓子のイカ天又は揚げ玉、豚バラ肉、卵、焼きそば、牛乳、塩 【料理の手順】 1.ホットプレートは160度で油をひく 2.お好み焼き粉100グラム 牛乳250mlに卵と塩を混ぜる 3.おたま一杯分薄く敷く  250度まで温度を上げていき水をかけてジュッと音がするくらいが適温 4. キャベツ、ネギ、イカ天、豚バラを生地に乗せる 5.生地がパリパリになったらひっくり返そうとせず、支えて裏返すだけ 6.蒸気でキャベツが蒸されるのをじっと待つ 7.生地の真ん中が凹んできたらOK(ヘラで押すと凹む) 8.焼きそばをほぐしておく 9.焼きそばの上に生地を乗せ2分30秒待つ 10.空いたところに卵を割り黄身を潰しながら円形にする 11.卵の上に焼きそばを抱えた生地をのせて、押してジュッといわなければ裏返せる 12.裏返して出来上がり!

マルザのお仕事

在宅勤務をあんなに叫んでいた自分がいざ導入の絶好期に遭遇してみて、倅や婿の在宅勤務状況を聞いてみるとことはそう簡単でないようだ。そもそも自宅でWiFiを通じて秘匿性の高い業務の遣り取りなどできようはずもないのだ。そんなことは始めから分かっているはずなのに、なんで出来もしないことをやれるかのように振る舞わねばならんのか。まともに取り組もうというなら、業務内容から決裁手順に至るまですべてを見直さなくちゃならんだろう。

エイトマンの7並べ

アベノマスクはまだこないのに、あれほど店頭から姿を消していたマスクが飽和状態らしいですね。ゴールデンウィークにマゴたちと7並べをして遊んだが、♠️の6をちっとも出さずに勝利してズルイと散々非難を浴びた。しきりに出口戦略と叫ぶプレーヤーも出てこないカードを強請る子供のようだが、マスクも緊急事態解除も誰かが エイトキーパーを演じているのだろう。買う気もないのに無駄に取り置きする、興味のない他人に対して独占欲を抱くことをそういうそうだが、エイトマンの戦術に嵌らないようにしないとね。

あらー!の国

いったい休業協力金とはなんぞや。焦げつけば政府が買い取る密約で銀行に無利子で融資させるのも一種の協力金に見える。オイルマネーに裏打ちされたイスラム金融ならばともかく、焦げつかない分は貸しっ放しにして引当金を積ませるつもりなんだろうか。それくらいなら始めから資本として投下し事業の回復をともに目指させる方が余程気が利いている。どっかの悪代官じゃあるまいし、言うことをきけ、困っているならただで貸してやるなんてお為ごかしにうっかり乗ると後でとんでもない目にあいかねませんよね、ねえご隠居。

森を見て木を見ないのか?

みんなが我慢しているのに、のこのこ県外までドライブするとは怪しからんという向きもあろうが木々を見て考えた。 広葉樹や常緑樹の代わりに生育の早い針葉樹をせっせと植えて花粉症を招いたのは人間の都合だ。動物は空腹以上に他の動物を殺戮しないし、植物は食物連鎖の中で他の生物と共存している。県外へ行かなければコロナは感染拡大しないと考えるのも一種の人間の驕りだろう。誰がどうしてコロナに罹るのかは神のみぞ知るだ。北アルプス大橋での絶景を前にして自然の摂理にひれ伏したくなった。

日日是口実

ステイホームの休日、なにか好きなことをして人に喜んで欲しいと、いつもお世話になっているギター教室の庭木を剪定させていただいた。樹木と対話しながら4時間かけて、下手くそながらなんとか「密」状態にあった庭木に多少のソーシャルディスタンスを加えることができたような気がする。齢を重ねてあの世を意識しだすと、こういう一日がなんとも愛おしくなる。好きなことにはなんでもいいから口実をつけてこれからもチャレンジしたいもんです。

世相歌留多「あ」

なにが「新しい生活様式」だ、ちゃんちゃらおかしい。高度成長を遂げて以来のこの国のあり方こそ問うべきであろう。かつて昭和の中頃の日本は人情に溢れ、互いを思い合ったものである。自分さえよければいいなどという輩はお天道様の下を歩けなかった。今が国難だというなら、そういう時にこそ互いを助け合い、思いやる気持ちを取り戻さねばならぬ。私権を制限する憲法改正だ、学校は9月始業だなどと弱みにつけ込む有象無象をこそ取り締まるべきだろう。

号外:独裁者はいかにして生まれるか

戦前の国家権力の暴走を忌避してただ民主的、抑制的であればよいと蒙昧してはいないだろうか。同時代の空気に接していないので推測だが、その時代ももしかしたら国家的な危機感を民衆に植え付けることからはじまったのかもしれぬ。突然現れて国民を洗脳できる独裁者などそうそういるものじゃない。弱腰で決断力のないリーダーに愛想を尽かし、強力なリーダーシップを発揮できる指導者を創り出したのは民衆だろう。コロナは怖いが、無分別な群集心理が防相経験のある小池や石破を祭り上げる愚はもっと怖い。

動か猿こと病いの如し

ゴールデンウィークは外出自粛しないでも観光地はどこもクローズでまさに動かざること病いの如しだ。雀荘もどこも休業中だから暇を持て余したおじいちゃん達にとって西雀荘はパラダイスだ。牌を触った手は消毒し、ポンチーロン以外は言葉を発さない。リーチは雀卓が代わりに宣言してくれる。家族で来てもらえば家にいるのと変わらない。どれだけいても無料ですから退屈が昂じた方はぜひお越し下さい。見猿、聞か猿の管理人より。

テロップ対策特別措置法

ステイホームで家にいろとなればテレビでも見るしかないのに、流れる番組は三密回避で特集や焼き直しばかり。諦めて眺めているのはいいが、常に画面に外出自粛と営業情報のテロップが張り付いているのがどうにも目障りだ。なんとか画面から消せる方法はないものかと、いろいろリモコンを操作したりネットで調べてみたが無駄だった。ここは一番テレビ局に談判してやろうかと思ったりもしたが、そもそも見なけりゃいいんで思いとどまった。テレビに不織布でも掛けとくか。

憑かるれば知事に物こそ乱れけりわが身ひとつの県にはあらねど

緊急事態宣言を政府が地方に丸投げしたせいか、あの偉そうな都知事をはじめ全国の知事が乱れた言動を発信して混乱の極みだ。自分の自治体は免れたいという偏狭主義に取り憑かれているとしかみえない。国民全員がみな自分を保菌者だと考えているのだから、どこへだれが移動しようと防ぎようがないではないか。あのクラスター追跡専門家集団の仕事がもう用をなさないことに、どうして誰も異を唱えないのか不思議でならぬ。知事見れば千々に物こそ悲しけれだ。