管理会計の国のサラリーマン症候群 1月 21, 2022 そもそも管理会計とは予算をもとに実績を検証し利益計画や効率性追求のための経営判断に資するものだ。おそらくわが国の上場企業の殆どが金科玉条にしている経営戦略だ。現場の戦士は予算対比どれだけ成果をあげたかで出世競争に駆り立てられる。針小棒大に物事が見えるのが不思議の国のアリス症候群だそうだが、予算達成能力が高ければ優秀だと決めつける偏見こそが企業の活力を削いではいまいか。 続きを読む
ご隠居の金融教室 第2回 3月 26, 2020 日銀もETFの日経平均株価損益分岐点が19,500円なのに、それ以下では大幅含み損となるので必死らしい。損益分岐点というのは事業活動では以下のように算出される。完全競争下における総費用関数(TC)を X³-8X²+30Xとした場合、限界費用関数(MC)は総費用関数を生産量Xで微分して得られる。MC=3X²-16X+30 また平均費用関数(AC)は総費用関数を生産量で除すればいいから AC=X²-8X+30となる。損益分岐点はMC =ACとなる点だから 3X²-16X+30=X²-8X+30 求める生産量Xは4ということになる。確かに利益がなければ分配もないのだが、そろそろ最適生産量というものにも目を向ける時期かもしれません。 続きを読む
ご隠居の金融教室 第1回 3月 17, 2020 金融機関から「運転資金に使ってください」などと売り込みにこられたら担当者にまず聞いてみるとよい。「運転資金ってなんですか?」 通常、営業活動は流動資産と流動負債を抱えてその差額(流動資産−流動負債)である運転資金をプラスの状態で保有しているわけだから資金不足に陥ることはないはずだ。だから運転資金がプラスなら融資は必要ないよと言ってやればいい。えっと言ってフリーズする担当者はもう出禁だ。流動資産にも流動負債にも回収と支払の期間に長短があるので、いくら現金があっても資金ショートする期間が発生する場合があるのだ。コロナでいくら無利息だと金融機関から煽られてもその辺だけはよく考えて運転してくださいね。 続きを読む