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4月, 2020の投稿を表示しています

のびのびできない野比のび太くん

四季の変化が際立つ日本の風景を外国製の額縁に収めようなどと、なんでこの時期言い出す知事が現れるのか疑問だ。帰国子女を抱える個人的事情でもあるまいから、5月末まで延ばした休校措置をいっそ3ヶ月延長して全国の足並みを揃えたい腹づもりなんだろう。そうなると8月7日生まれののび太はいっそう不利になる。のび太のことはともかく、災禍を盾に制度の転覆を狙う野心が浅ましい。ドラえもんがいた未来にそんな大人はいなかっただろう。

手前味噌はもういいでちゅ

都市封鎖したいのが本音だろうが、今の法制度ではできないからステイホームだ、県外ナンバーお断りだなどと無用な騒動を招いている。武漢やクルーズ船ではあるまいし、これだけ全国に感染が広がっている現実を前になにを今更である。日本人は天変地異に際しても礼節を守る民族だからとよく言われるが本当にそうだろうか。自分で自分を褒めるただの手前味噌じゃないかと自問自答した方がいい。スーパーやパチンコ店に整然と並んでいる人々は味噌を買おうとしているのではない。

感情が表情に出る人

あなたは嫌なことがあるとすぐ顔に出る、とは細君がよく指摘する台詞だ。そういうわけだから今日も若い女性職員に電話を取り次いだら、なんで私を指名するんですかと抗議されてうろたえた。日頃の親切な応対ぶりに感服しているからなのに、なんだその言い草はと目ん玉が飛び出るような驚きが表情に出ていたことだろう。ところがそこはマスクのありがたさだ。顔半分が見えないお陰で、彼女に嫌悪は伝わらなかったに違いない。人間らしい感情の伝わらない世界で仕事をする若者たちに愛、希望、自由といった胸がときめくような言葉は果たして伝わるのだろうか。

来るなウィルスなのか?

要は他県の者が越境してきて感染を広げると自県で医療崩壊が起きるのを危惧しているのであろう。移動したからといって感染する病気ではあるまい。サーフィンする若者にまで協力要請する自治体を見ていてつくづくアホらしくなる。母乳パット発言でドラッグストアから品物が消えて芸能人が謝罪させられるなど滑稽の極みだ。あの北大の数理学者の予測に振り回されすぎだろう。予測モデルなど研究室で思う存分やってもらえばいいから、処方箋を書いてくれる先生を早く見つけてほしい。

KAIOLOHIA

カイオロヒア kaiolohia とはハワイ語で「おだやかな海」とか「心の幸せ」の意味だそうだ。仕事に貴賎はないは持論だが、新しい職場で朝から晩までこんな仕事は新人かパートがやる雑用だなあと思える仕事ばかり与えられていると、つくづく退屈になる。慣れてくると、やることがなくて机に積まれた専門書を読破する日々だ。長年にわたり仕事に追いかけられるな、追いかけろを信条としてきたものの、こんな毎日も考えようによっては「おだやかな」日々なのかもしれない。しかも「心の幸せ」と思わなければいけない年代なんだろう。

手紙が無理なら電話もいらない

こんな機会だからいろいろ試してみようと、オーディオインターフェースとLINEでバンド練習したり、元の会社の同期会メンバーとオンライン飲み会をしてみた。しかし帰省までオンラインでやれと言われると、そりゃちょっと違うだろうと反発したくなる。全国的なウィルス拡散を防ごうと、オンライン帰省やらステイホーム週間などという小賢しいキャッチフレーズを吹聴するのだろうが、そんなことは誰彼に指図される筋合いのものじゃない。子供たちよ、お前達の気持ちはわかっているからな。

戦略的思考は細菌には宿らず

京都大学の本庄先生の話を聞いてみると、そもそも専門家会議のメンバーの対策は数学的で戦略的でない。外出自粛や休業を唱えて感染者の数ばかり数えているが、肝心なのは致死率をどう抑えるかだろう。日露戦争の教訓のように所詮三密で殲滅などできない敵が相手なのだ。殲滅できぬと悟れば、戦力を集中し治癒力という優位性を獲得すればいい。座長が一度も顔を見せないような専門家会議などこの際メンバーを一新した方がよさそうだ。

酒場が休業の酒場放浪記

毎週お約束の細君との酒場放浪。今夜は筆者の職場の外で待ち合わせて近くの居酒屋へ向かった。近づいてみると連休明けまで休業の貼り紙。仕方がなく当地では格式の高い中華料理店へいやいや足を伸ばした。常に満員で、予約はあるかと詰問し、待たねば空席を埋めない殿様商売の店が閑古鳥。ざまあみろと堂々と練り歩き案内される。まさに溜飲を下げるビールの美味かったこと。大事にしなけりゃならんのは雨の日の客ですね。

目線は下から上にが基本です。

前々から気になっていたことのひとつはこのテレビ局の朝の星占いだ。最悪の星座を紹介するのになんで女子アナに「ごめんなさい」と言わせるのか。誰目線なんだ。同様に出番が減ってやることのない芸能人が、やたらyoutube に筋トレやら負けないでメッセージをアップしまくっている。これまた何様目線なのか。いずれもお前に言われたくないとは思わないのだろうか。どうせアップするならテレビ局にできない手法で本分を果たすのがプロというものだろう。

麻雀をしていた兵馬俑の兵士

不安が不安を呼んで監視社会化しつつあるのを危惧している。マスクをつけずにうっかり歩いたりすればまるで犯罪者扱いだ。出歩く若者ばかり感染の象徴呼ばわりするもんだから、若者の行動を追い回して糾弾することが正義だと勘違いされる。夜の歓楽街、パチンコ、麻雀と男達の行き場はなくなっても、井戸端会議のできないネット在宅者が窓からじっと監視している。正論を盾に行動制限させると、従わぬ者に敵意を抱かせる副作用は実に怖い。

倅とインターフェース

オーディオインターフェース AG06についてきたDAW(デジタル・オート・ワークステーション)のインストールを始めたのはいいが、パソコンの容量不足やら解凍ソフトの使用期限切れやらとが重なって、午後1時から始めた作業が夕方5時になっても終わらない。いよいよ困って倅にヘルプを頼んで再スタート。それでもインストールすべきファイルが幾重にも見つかって、正常に起動したのは翌日の午前1時となってしまった。ほとほと疲れたが、その間久し振りに職場を共有する倅の話を聞けたのがうれしかったのであった。

アベノマイク

ようやく繋がったスカイプやオーディオインターフェースも、こちらの言葉を伝えるマイクがなくては不都合だ。当座は倅の使っていた小型マイクでしのげるものの、本格的なマイクを手に入れたくてMPM1000を6,600円はたいて注文した。ところがこれまた発送まで1ヶ月待ちだそうな。なんともはや、世にユーチューバーなる筍が雨後に生茂るが如く、マスクどころかマイクまで品薄とは。変なマスクより小型マイクでも配ってもらえればありがたいんだけどなあ。

旧型カンリショク感染症

いやあ、ようやく新しい職場も通い始めて3週目が終わった。それにつけてもこの間つくづく思い知らされたのは、いかに自分が長年の管理職身分に安住し、コマゴマとした庶務実務や定型業務を他人任せにしていたかということだ。やってみるとどうしてこれができない。文字を間違えたり、ゴム印を逆さまに押したりとケアレスミスの連発にほとほと自分が情けなくなる。親切に手順を教えてもらっても頭が硬くて疑問は増すばかり。飼い主はきっと手を焼いているだろうな。

ステイハウスでライブハウス

在庫なしで諦めていたオーディオインターフェースYAMAHA  AG03の代わりに、これまた在庫なしだった上位機種 AG06が15日に突然入荷となったので、3,000円ほど高い20,000円もするが即買い求めた。本日届いて、夜バンド仲間らと接続テストを繰り返しめでたくネット上で繋がることができた。自宅にいながら遠くの友人達と楽器を奏で合唱するなんて夢のような話だ。仲間によると AG06ももうその日のうちに在庫切れになったとか。10万円で買おうと仲間に勧めたものの、細君曰く「品物がなくちゃダメじゃん」ですね。

からだはそうじき?

ここ数日歯痛に悩まされていたので、歯医者に行かねばならんかなと思っていたのだが、新しい仕事の全体の流れがストンと腹落ちした途端すっかり治ってしまった。追い討ちをかけるように、昨晩は悪寒に襲われ寝汗もかいたので、もしやコロナかと細君に促され体温を測ると35.8度。やれやれ、どうやら新しい環境に慣れるのに、疲れていないようでも身体は正直に反応していたようです。そういえば保育園に行き始めた1歳の孫も先週熱を出したとか。血は争えないもんです。

うちで三密しよう

防音だが密閉、密集、密接でもある我が西雀荘。われわれおじいちゃんバンドの練習も、換気や身体の向きを考慮しながら毎週日曜日継続している。そうはいっても感染すれば重症化しやすい年代だ。できれば集まらずに自宅に居ながら練習できないものかと、YAMAHAのNETDUETTOをダウンロードしてスカイプで繋げようと悪戦苦闘。あとはオーディオインターフェースを買い求めればいいのだが、星野源動画のせいか品物が手に入らない。それで炎上したあの方も我々と歌でも歌っていればよかったのに。

ご隠居の酒場放浪記〜旭前

さすがに今週の今夜はまずいだろうと言いつつ細君と恒例の月曜日の酒場放浪に行っちゃいました。栄まで通勤していた頃にはいつも乗り降りしていた瀬戸線の旭前駅ガード横にある老舗居酒屋。細君は初めてだったのですが、訪れてみるとなんと35年の歴史を今月で閉じるそうでがっかり。コロナのせいですかと問うと、いや高齢が理由で決めたのはコロナの前だそうだ。最後に頼んだししゃもがほぼ原型を失くしていたのを見て、さもありなむと思う反面、コロナのせいでなかったことがなんとなくうれしいのであった。

本日の道徳「而今のチカラ」

道元は正法眼蔵の中でかく語ったという。「薪は灰となる。さらに返りて薪となるべきにあらず。しかあるを、灰はのち、薪は先と見取すべからず。」つまり灰は再び薪に戻ることはできぬが、同様に死んで再び生に戻れぬ道理を不生不滅というのだそうだ。薪は薪、灰は灰であり、どっちが先か後かは考えても仕方がないということだ。今を生きる。人は過ぎた日をクヨクヨしたり、先のことを思い悩んだりせず「而今」の日々を大切にするものだ。コロナ君聴いているか?

世界一高いタバコ

かつてエジプトのラムセス2世というタバコが一箱1,000円もするのを話題にして、そんな大枚をはたいてまでタバコを吸いたい奴がいるんだと揶揄したことがある。今世界最高値のタバコはイギリスのTREASURER BLACKというタバコでそうで、なんでも一箱3,000円するらしい。20本入りで1本150円の勘定になる。今月から近所の居酒屋が足並みを揃えて店内禁煙となり、違反すると店側が罰金50万、本人は罰金30万だと馴染みの焼き鳥屋の店員が教えてくれた。1本に15,000円も払ってコロナ給付金30万の財源確保に協力するのはいかにも面妖である。

答えがなくても手を挙げる焦点

手を挙げないとコロナ疎開で東京や大阪から潜在保菌者が流入する。大手製造業の意向も突っぱねて慌てて緊急事態宣言の仲間入りとは笑い種だ。もっと浅ましいのは休業要請と補償はセットだと言い張って、ユリコ姫の乗った駕籠を担げば、いずれ国が補償してくれると便乗する雲助どもだ。自粛と言って責任を放棄し、要請と言って勘定を付け回していては、焦点の司会者はつとまらないんじゃありませんか?

2・6・2の原則

ばらつきの法則(80:20の法則)とは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則で f(x)=axᴷ+o(xᴷ) といった基本式から導かれるそうだ。会社の研修担当を任されていた時いつも頭に置いていたのは、対象者の内2割の人は放っておいても育つが、2割は何をどうしてもモノにならず辞めていく。だから普通の6割のためにカリキュラムを工夫すればいいことになる。8割の人と会うなということは、会いたくない2割か会わねばならない2割と会うかの選択だ。怪しげな統計学や確率論で排除されるのはいつの世も普通の6割なんですね。

マジ担任でなくてよかった!

連日マスクをして記者会見に臨むユリコ先生を見るたびに気分が悪くなるのはなぜだろう。そういえば学生時代にこういう説教ばかりしたがる女教師がいたよなあ。品行不良だった筆者などは常に指導対象としてマークされていた気がする。若者にフラフラ外出するなとか、夜のクラブ活動は厳禁だなんぞと上から目線で言われれば言われるほど反発したくなるのが人情というものだ。こんな先生が校長にでもなったら、この国は戦前の我が国に逆戻りするかもしれないぞ、マジで。

少年時代易老學難成

密閉、密接、密着だから 床屋はすべてダメかと思えば、より高密度な100㎡以下のここのような床屋はいいんだってね。来店者が多いとそれだけ感染者が増えるっていう寸法だ。いずれにせよ散髪は不要不急なんだし、終息まで髪を伸ばし続けるってのもありだな。少年老い易く學成り難しだよ。新聞読んでる間に月日が過ぎれば髪も伸びる。学校に行けない小学生を床屋へ集めて拓郎の歌でも歌ってやるか。♬僕の髪が肩まで伸びたら床屋へ行くよ〜んんん♪

老人の休業と社会の窓に関する考察

新しい職場のせいか耳慣れない用語がなかなか聞き取れない。「老人の休業に関する届出書類はあるか」と尋ねられて老人の?老人がなにか活動を休止するのに届出が必要なのかと思ったら「老人」ではなく「法人」だった。こんな非常時だ、存続を賭けた「王手」に追い詰められる法人も多かろう。別の日には午前の業務を終えてトイレに入ったら、なんと社会の窓が全開であった。朝からずっとオープンだったとは老境著しい。まさに「チャック」メイトキングツーなのであった。

シはBCGのBドはBCGのCソはBCGのG

小学生の頃に痛い思いをして接種したツベルクリンやBCGだが、あのノーベル賞の山中伸弥教授等によればBCGを接種している国ではコロナによる死亡率が低いらしい。もし相関関係が見つかればこれこそノーベル賞ものの発見だ。感染しないためにはああしろ、こうしろというだけでなく、なぜイタリアやスペイン、アメリカでオーバーシュートが起きているのかに関心を持つべきだろう。闇雲に不安を煽るだけのリーダーやメディアに振り回されないようにしたいものだ。

OriHime-D

カラオケや夜の歓楽街への出動はダメで、満員電車に乗って密閉された職場に行き隣り合わせたデスクで仕事するのは不要不急ではないからいいのだろうか。経済活動がストップしてしまうと国民生活に支障をきたすという理由だけだとしたら、必要至急な仕事にはいったい何があるのか。週末の若者の行動や夜のおじさんの饗宴ばかり狙い撃ちするユリコ様や、似合わぬマスクをして根回しばかりしている政治家より改造型ペッパーくんOriHime-Dに必要至急の仕事をしてもらいたいもんだ。

舐めていた老猫

初出勤前に細君から「書類をめくる際指を舐めるのはやめた方がいいよ」と忠告され、仕事でそんなみっともないことはした覚えがないと強弁していた。ところが、借りたマニュアルに目を通していたところ、突然指がマスクに遮られたではないか。あらま、やってたんだ。こんなご時勢だ、市民や同僚がそんな老人を見かけたらさぞかし気持ち悪いであろう。人の役に立てる充実感を久しぶりに味わえた喜びの一方、自分で自分を舐めていた現実が情けない。

ジャ、イイデスー

就職先が決まったのでハローワークへ最後の手続きに行くと、窓口の女性が「おめでとうございます」「頑張ってください」と声をかけてくれた。決まり文句だとしても、そう言われるとうれしいものだ。お礼を言って帰ろうとすると、いつのまにか行列ができている。年度末のせいなのか、コロナで職を失ったのか外国人の姿が目立つ。別段仕事をしたいわけでもない老人に仕事が回り、喉から手の出るほど職を求めている人に回らない。スマホ決済を店主に断られる求職者みたいではないか。

ご隠居の酒場放浪記〜渋川町

四の五の言うの四の五とは、博打場で一二を争うに続いて四(丁)か五(半)かとまだるっこいことを言うことに由来するらしい。酒とタバコをこよなく愛した志村けん。彼の死に便乗しやれ喫煙はダメだ、夜のクラブ活動は自粛だと聖人君子を気取る学者や首長が四の五の言う。沖縄料理の店で海ぶどうや島唐辛子餃子をつまみに泡盛を飲み、紫煙をくゆらせながら、そういえば沖縄にはコロナビールがあったなと思い至る。三杯飲んで半と出るか六杯飲んで丁と出るか、人生チンチロリンだ。

俺ら東京さ行がねえだ

無自覚な視聴者に範でも示すつもりなのか、突然テレビのアナウンサーたちが距離をとって画面に立つようになったかと思えば、毎日のように出演する感染専門家の女性がメガネをコンタクトに替え衣装も派手になっていく様子は、外出自粛の視聴者にとっては噴飯物だ。そうかと思えば番組改編時期を迎えて卒業する女子アナなんぞに花束を渡してお別れセレモニーを臆せずやっている。出演者が密接会話するテレビや密着取材する新聞こそ自粛したらどうなんだろう。フリーランスの芸人だけでは不公平ではないか。