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12月, 2020の投稿を表示しています

やさしさを見つけよう

今年もみなさんお世話になりました。歳をとっていくということは、あらゆるものに命がつながっていることを実感できることです。樹々の一本一本、花々の一輪一輪、人々の一言一句、日々の一瞬一瞬、それらが有機的に結ばれているということでしょう。来年はやさしい気持ちを大事にしていきたいものです。良い年をお迎えください。

魚のお勉強

魚に詳しい方には恐縮だが、本日は魚の勉強である。魚といっても出世魚の順番だが、馴染みのある魚ばかりだ。ブリは関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリだが、関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリとなる。セイゴは長じてスズキとなる。シオゴ→アカハナ→カンパチの血脈も忘れてはならない。なぜそんな話をするかというと、常連の焼鳥屋で酒の肴をスズキとヒラマサのどっちにするか聞かれて迷わずヒラマサを選んだからだ。毎日小欄を読んでくださっている方なら小生がなぜヒラマサを選んだかお分かりだろう。そう、出世しない生き方が好きなのである。

ご隠居の利き酒巡り〜空

昔から愛飲していた「空」が飲みたくなって、母の実家に頼んでいたら思いがけず定価で手に入れることができた。さすがに一升8,000円と高価だが、ネット通販サイトなどで見ると20,000円もざらにある。先日行った焼肉店では、一合2,200円と山形の十四代を凌駕する値段で供していた。フルーティーな喉越しは数ある純米大吟醸の中でも群を抜いている。残念なのは一緒に酌み交わす相手がいないことだ。

MR. error

正職の時代に二度懲罰を受けたが、当時は大変な思いをした。その経験が役に立たなかったりすると40年のサラリーマン人生はいったい何だったのかと侘しくなる。地位や肩書きを失った環境で通用するのは、エラーを回避する実務能力だ。目を見張るような企画力や部下に対するコーチング能力など考課項目の対象外だろう。それでも無役の老兵が平静でいられるのは、エラーをしても絵になっていることかもしれぬ。

ふるさとは遠きにありて想うもの

最初は自分が生まれ育ったりして世話になったふるさとに納税したいという郷土愛から始まったらしい。ところがどうだ、今では蟹やらエアウィーブやら贅沢品の見せ物市と化しただけでなく 、払うべき税金まで控除を受けようと欲の塊が殺到。業界用語にしてふざけてる暇があったら、医療従事者の皆さんに寄付するくらいの知恵を今こそどうして働かさないのだろう。

安倍側のき餅

うまいことを言う人がいる。安倍政権の時には今井や菅などが餅となって餡子の安倍をくるんでいた。菅政権は餡子の菅が剥き出しで餡子を包む餅がいない。ならばさっさと退場してもらいたいところだが、安倍の再登板を望む勢力があると聞くと餡子の中に餅が隠れているようだ。得意の仮病で一旦退陣し菅に露払いをさせておいて、またぞろ桜の木の下で安倍川餅でも食うつもりか。きな粉の方は秘書に配らせて。

ほしがりませんカツまでは

特措法の改正もいいが、公共の福祉を求めて私権の制限に麻痺すると治安維持法になりかねない。時短要請に応じなかったりマスクをしなけりゃ罰金だはやりすぎだ。政権がコロナ対策に二の足ばかり踏んでいるのも、穿って見れば菅を操る公安の権謀術策ではないかと詮索したくなる。反対勢力を排除するのに「ほし勝つ」理論ほど都合のいいスローガンはなかろう。私権制限の被害者は喫煙者だけでたくさんである。

サンタの手紙

今年は「あわてんぼうのサンタクロース」にしようと一生懸命ギターの練習をし、25日も休暇を取って万全の準備をしていたが、今日連絡があってコロナの感染状況から中止となった。保育園の先生のほんとうに申し訳ないという言葉が胸に響いて思わず電話口で涙声になってしまった。せめて明日はサンタクロースの手紙でも認めて細君に届けてもらうつもりだ。子供たちよ、ママたちよ、ハンディキャップに負けないいつもの明るさでコロナも乗り越えてくださいね。

現状維持

具体的な対策を聞かれると「専門家の意見を聞きながら」とか「知事と緊密に連携しながら」などと責任回避ばかりだ。いつまでこんななすりつけ合いをしているつもりだろう。政治家も官僚もその地位が保全されているからか、無作為の作為に陥っていると言わねばなるまい。支持率でしか動かないならもっと下げてやるぞ。

おかげさま地蔵

同年代の者と比べれば自分はITリテラシーを備えていると自信があった。ところが、品切れで定価1,200円を2,000円でAmazomに注文した文庫本が送料込みで4,200円も請求された。酔っ払った細君に愚痴ると、ネットに頼るからだと酷評され落ち込んだ。悔しくて出品者に説明を求めてもおざなりの回答なので、Amazom本体に相談したら出品者から漸く言い訳が届いて得心した。所詮誰もが困れば誰かの助けがなければ生きてはいけないということだ、なむあみだぶつ。

猛省の十一界

仏界、菩薩界、縁覚界、声聞界、天界、人間界、修羅界、畜生界、餓鬼界、地獄界を合わせて十界と仏教では呼ぶそうだ。GO TOを止めたら止めたで批判が集まる。この後に及んでもまだ感染防止と経済の両輪を回すべきだとしたり顔で語っていた菅一族のウィスキー会社社長がいたっけ。経済界というのはまことに輪廻にも入れぬ非人間界であることよ。待てよ、ガースーとかいう魑魅魍魎の住む政界ももうひとつあったな。

ウエカラおばさん

このおばさんの「上から目線」の発言はいったい誰に向けての言い方なんだろう。まるで都民を子供扱いして、お前たちがふらふら出歩くから感染が広がっているんだと言わんばかりだ。政府とのメンツ争いにかまけて、なにも具体的な手を打ってこなかったあんたの責任はどうなんだと問いたい。お願いしますと頭を下げて、都民を下から見上げることくらいして欲しいものだ。

自己目的化する仕事とは

若い社員が上司から叱られている。どうやら期日管理ができていなかったようだ。聞いていると上司が頭を下げて頼めばすむような話だ。仕事が自己目的化すると、こういう上司と部下の関係が生まれることになる。なんのために仕事をするのか、仕事は手段であって目的ではない。たまたま受け付けた顧客対応であえて若い社員に声をかけ、延々と続いていた指導に割って入って救出したのは余計な親切だったろうか。

時短のジダンが地団駄

夜の街関連が発生源となっていた第一波と明らかに火元は違うのに、時短要請すれば感染を封じ込めるとでもまじめに考えているのだろうか。なにか対策を打っているかのような格好を示さなくちゃならんというだけだ。どうせ時短するなら仕事も時短しなけりゃダメだろう。やることなすことその場凌ぎで後手後手、スガノカイショクで杉良太郎やみのもんたからなにを教わったか知らんが地団駄踏ませられるのはもう勘弁して欲しい。

蓮根の穴

マツコの蓮根番組でひらめいた。インバウンドで営業努力を忘れていた旅行業会に航空産業、リモートワークすればわざわざくだらない会議や上役の小言を聞きに行く必要もないことに気づいてしまった企業戦士、いざパンデミックに見舞われると脆弱だった医療資源の偏在などなど。産業革命とまでは言わないが、コロナを契機に変わるべきもの、変わらねばならないものが見えてくる。アンシャンレジームから脱皮するには蓮根の穴でも覗く必要がありそうだ。

殿下の宝刀

そもそも約束したら余程のことがない限り万難を排して履行するのが誠実さというものだろう。ゴートゥーが使えなくなったからキャンセルするなんて旅人の資格なしだ。相応の対価を払って行けばいいじゃないか。感染拡大に加担していることは所与だった訳だし。土壇場へきてキャンセルさせる方もさせる方だが、その穴埋めに血税を注ぐとは呆れるばかりだ。ドタキャンは小室さんだけに抜かせてやりたい宝刀だ。

過ぎたるは及ばざるがGO TOし

なんで28日からなんだ?まったく意味不明な妥協の産物だ。ゴートゥーでなければ28日以降も移動していいのか?それもわからない。年末年始を豪勢に旅先で過ごさせないためか?医療崩壊を防ぐつもりならもっと早く手を打たなければ間に合わないだろう。世間の批判に晒されて漸く動くような男にこの国のリーダーが務まるとは到底思えない。辞めるのに早過ぎるということはないぞ。

駆け込み旅行はおやめくださ〜い

緊張感はいつまでも持続しないから外出したくなるのもわからないではないが、こんな状況なのに旅行に行く人間心理が理解できない。今のうちにゴートゥーで高級旅館に泊まっていい思いをしようという駆け込み根性と言われても仕方あるまい。給付金しかり、ゴートゥーしかり、この国の民度は悲しいくらい浅ましい。なんで次の電車を待って旅らしい旅を満喫しないんだろう。

私、改姓しました。

もうほんとに肩身が狭い。「GO TOやめろ」はもはや観光業界を除く国民の総意だというのに、あの男はなにを拘っているのだろう。まだ3ヶ月弱ある宮仕えだが、連日やめろやめろとコールされるといささか気分も滅入る。このままいくとあの男も日本のトランプになりかねない。こちらはいっそ改名して「マッハGO GO GO TO 」とでもするか。やれやれ。

スガコプター

東日本大地震からもうすぐ10年だが、あの時の菅もひどかった。官邸で指揮も執らずに、関係者を難詰した福島原発をヘリコプターで視察してたっけ。今度の菅も感染封じ込めに手を打つべきなのに、ゴートゥーをやめないどころか、なんでも予算をつけて他人にやらせるだけ。相変わらず会食してるだけじゃなく、被災地を自衛隊のヘリで飛び回っている。こいつにタケコプターでもプレゼントしてやってよドラえもん。

もしもジャイアンが上手く歌ったら

パソコン社会にハマりすぎているからか、ウィルスに対し拒絶反応しか持ち得ない。ワクチンを取り入れて抗体を作るなんて荒技はパソコンには通用しまい。人間の身体とは不思議なものだ。攻撃されると闇雲に反応したくなる。思い切って受け入れてしまえば苦にならなくなる。ジャイアンにうまく歌を歌わせる動画が面白いのはそういうことかもしれないか。

ご隠居のにっぽん百低年

酒場だ、旅先だとどこへ行こうとコロナ対策であれこれ制限され楽しいわけがない。酒場は大声あげて日頃の鬱憤を吐き出すために行く、旅行は窮屈な日常から解放されるために行く。なにが楽しくて真逆の環境を求めに行くのか、ゴートゥーで得した気分を味わいたいだけなのか。百名山を踏破するために犠牲を払うより、近場の百低山で楽しみを見つける方が定年者にふさわしい。

錦三は燃えているか

学生時代に友人と座っていきなりひとり5万円と言われて文句を言うと、奥から怖いお兄さん方が出てきて翌日不足分を振り込んだ。サラリーマンになってからは何軒も梯子してタクシーに乗ったのはいいが、大事な書類を置いたまま途中で降ろされ、翌朝その運転手から書類が欲しけりゃ金を出せと恐喝された。携帯を忘れた時には、午前2時頃星ヶ丘の電話ボックスまで拾い主に呼び出され金券と交換した。そんなこんなのドラマを産んだ錦三がこんな病院状態ではもはやドラマも産まれまい。

ボーちゃんの忘年会

まさかとは思ったけどとうとう忘年会のできない歳末になっちゃったね。幼稚園も休園かなーと期待してたけど菅園長先生はその気はないみたいだし。不要不急な外出もストップだから公園にも行けないし。会食もダメってことだから、しんちゃんと駄菓子屋で買い食いもできないや。しんちゃんもそれどころじゃないか。シロが桜の木の下に隠してたものが見つかっちゃったから。

がくかんせつしょう

ちょっと前から食事をすると顎がカクカクする。こりゃあ歌の練習のしすぎで顎でも外れたかと細君にそういうと、「それって顎関節症じゃない?」と診断された。なんじゃその「がくかんせつしょう」というのはと、調べてみると日本人の二人に一人はなったことがあるそうで、原因は定かでないがストレスらしい。この間勤務先でストレスチェックしたばかりだぞ。25日のサンタクロースで持ち時間が減り一曲歌わずにすむことになったので、回復したらそのせいだったのかもしれない。

ウクレレチーム参戦

無謀にも4月に森林公園の野外演舞場で自主コンサートを開催することにした。かつて使えた上司とたまたま電話で話していたらウクレレを習っていると聞き、出演を勧めたら教室の皆さんで参加してくれることとあいなった。ウクレレ教室の先生からコンサートの目的を聞かれ、観客は公園にたまたま遊びにきていた人で、自分たちが楽しむことが目的だと伝えたところ賛同を得た。無理矢理客集めするのではないこの方法が物語を紡いでくれることに期待したい。

ドメイン.COM

まあ迷惑メールの後をたたないことよ。初めのうちはアカウントだけを登録して排除していたが、アカウントを変えて次々に送られてくるので、とうとうドメインを登録するようにしたら激減した。それでもまだしつこく来るのは、ドメインの取得が簡単すぎるからだろう。レンタルサーバーがあったり、取得費用1,000円とか無料まであってはいたちごっこだ。住所(ドメイン)に紐つけない伝達手段を考える方が料金引き下げより急務だ。

フレンドシップディスタンス

家庭内感染まで警戒するとファミリーディスタンスも必要になる。飯を食う時間帯も別だし、痴呆の進んだ親との会話も途絶えているのになにを今更だが、支え合う家族の存在意義が希薄化してしまった。忘年会くらいでなければ会うこともない友人との距離もどんどん遠く離れていく。妻に先立たれた男性の話を聴きながら職場で貰い泣きしたが、聴いてあげられる距離感はやはり大切にしたいものだ。

為政者のエビセンター

東大の児玉先生のお話は本当に参考になる。もはやクラスターを追いかけるのではなく、エピセンター(震央)がどこなのかPCR検査を通じて把握して封じ込める戦略が有効だという。世田谷モデル、北九州市モデルがその先鞭をつけている。65歳以上がどうのこうのとか、相変わらずゴートゥーに拘泥するのではなく、その財源で全国民に無料でPCR検査をさせる英断をなぜ為政者はしないのか。

出るとか出ないじゃない!

コロナで給付金やら協力金が出るとか出ないとか世の中が騒がしい中で、外資の保険会社からよくもこんなふざけた手紙が届いたもんだと呆れる。20年前以上どころか40年前に入った加入者に対してなんと失礼なことよ。猿之助でなくとも刀を振り上げたくなる。どうせ不採算な保険を再加入させて採算を取らせようとしているだけだろう。保険会社の代理店出てこいと言いたい。

右折しない生き方

車の運転をしたら右折をしないことを心がける社長の話を本で読んだがなるほどそうだ。大きな交差点はともかく、一車線しかない交差点で右折などしようものなら、自分が余程交差点中心近くまで進入しないと後続車が直進できない。進行方向と反対側のコンビニに入れば出る時は対向車線を遮って右折することになる。他人様に迷惑をかけない生き方は車の運転から学べるということだ。