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7月, 2020の投稿を表示しています

波の音だけやり直して

日曜日のケーブルテレビ撮影のテーマは夏、海、恋。選曲した曲もそういうコンセプトに合ったものにした。そこで演出として波の音は不可欠だろうと、ご覧の波の音グッズを制作したのだが、なかなかどうしてこれの動かし方が難しい。さんざんやってみて、細君のやり方がいちばんよかったので、とりあえずご紹介させてもらった。さあ、いよいよ本番が楽しみになってきましたよ。

アリーナ方式もありーな?

だんだん日曜日のテレビ撮影が迫ってきた。西雀荘で歌うとなるとそれなりにコロナ対策を講じねばならぬ。フェイスシールドやらマスク、アクリル板等々色々考えたが、どれもこれも楽しむ雰囲気にはマイナスだ。ならば中央をステージと仮定してメンバーが背中合わせで歌うアリーナ方式はどうだろう。これなら互いの飛沫は防げる。目を合わせてリズムを合わせるのは聴覚を研ぎ澄ませてカバーする。コロナを音楽を楽しむひとつのステップにしたいものだ。

半沢くん、コロナに倍返ししてくれたまえ〜大和田常務より

こんないいデータを東京都は公表しているのに、どうして都知事やマスコミは話題にしないんだろう。感染者数は確かにうなぎ上りだが、PCR検査数も3,000人4,000人レベルで増えている。こんなに検査数を増やせば当然陽性者数も増える。俺もPCR検査やろうかなと細君に言うと、クラスターや濃厚接触者はタダで検査してもらえるが、自発的な申し込みは3万円から4万円も負担しなきゃならんらしい。まだマスクを配るとか言ってるし、この国はどうなってるのやら。

ロスト イン 印税生活

オリジナル曲がそろそろ欲しいよね、というわけで作詞に取り組んだ。EVERYDAY WEEKENDというバンド名に似つかわしく、かつメンバーの人生経験を織り込んだ歌詞。かといって悲しすぎてもいけないし、内容が浅薄でもいけない。オファーのレベルは相当高い。 LOST BALL ハンドルを切れば 葉山のカーブ きらめく海が見えたとき なぜか涙があふれてきた 失って知った ワンサイドラブ ワンサイドラブ 坂道を登れば 軽井沢 キャベツ畑が見えたとき なぜか友の声が聞こえた 失って知った マイフレンド マイフレンド ハイウェイ走れば ベイブリッジ ビルの灯りが見えたとき なぜか母の姿が星になった 失って知った トゥルーラブ トゥルーラブ カーラジオ流し走る週末 希望の歌が聞こえたとき なぜか毎日が幸せになった ロストボールは エブリデイ ウィークエンド ロストボールは エブリデイ ハッピーエンド

雨のむらくものつるぎ

強力な雨男が自慢だったのに、逆に晴れ男だった父が亡くなって以来どういうわけか晴れ男になってしまったようだ。日曜日の午前中など間違いなく大雨予想だったので、先週に続いての剪定作業は順延のつもりだった。ところが、午前中は草刈日和の曇天で、いやでもやらざるを得なくなり、細君とふたりまたまた汗まみれになって草取り、草刈りに投じた。見よ、まさにこれこそ草薙剣ならむ雨(天)叢雲剣の威力である。

居酒屋トーク

喫煙を済ませて席に戻るとなんだか険悪な雰囲気だ。細君に訳を尋ねると彼女の発言が倅の気分を害したとか。とりなす言葉もすぐには浮かばないでいると、倅から突然安楽死問題を持ち出された。彼によると死ぬ権利についてネットで議論が沸騰しているそうだが、コロナやらなんやらで人々が死ぬ義務を押しつける社会の到来を危惧していた。死ぬ義務よりも生きる義務を他者のために果たすことを説いた父の言葉はやはり彼の気分を害しただろうか。

ふたりの夏ものが刈り

メカにからっきし弱いというわけではないが、これまでの生活で機械いじりする機会に遭遇しなかったせいで、初めて買ったエンジン刈払機の組立て、試運転に緊張は極限に達した。細君につきっきりでサポートしてもらいながら、ひとつひとつ手順を踏んで進めていく。混合ガソリンを注入、スターターを何度も引っ張り漸くエンジンが始動した時の感動。近所の雑草を刈り払った時の爽快感。こればかりはサラリーマン生活では味わえない喜びですね。

残したもの

谷川俊太郎の詩にこんなのがある。「死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども 他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった」仕事で何かを残せたと思い込んでる男の自尊心は木っ端微塵に砕かれる。それをいうなら仕事を持たぬ女はどうなんだ。家事と育児に明け暮れただけの日々。男よりもっと退屈な人生ではないかと思えてくる。男も女もなにも残せなかったという点ではたいして変わらない。

MOTHER

昨年夫を亡くし日々物忘れが悪化する一方の89歳の母。そんな母親を連れ出して好物のトウモロコシを買い求めに今頃は運転中だ。母親の愛情とは倅にとってありがた迷惑なところがあって、それは自分の中の最も嫌悪する一面を母親が演じてみせることである。こんな母ではなかったはずだと思うのは、こんな自分ではなかったと思うのと同じだろう。老いてなお倅に嫌な思いをさせることが母親の使命だとしたら哀しい役割だ。

コロナが怖くてと言えたらいいね👍

いまだにキャンペーンの内容がよくわからないが、せっかくのお盆休みを無為に過ごすのも詰まらぬのでやはり四国旅行に行くことにした。ついでに報告すると、地元のケーブルテレビの取材日も8月2日と決まって、放送予定時間は30分とあいなった。西雀荘が世に出るのは喜ばしいことだが、高齢者3人があんな狭いところで歌を歌っている姿を果たしてオンエアできるものかとこちらが心配になる。いづれにせよ戦車に立ち向かう武田鉄矢の心境だ。

春の馬 水平線は 疲れている  本田ひとみ

肉親の長寿は喜ばしいことだが、認知症の兆候を示し始め介護を要するようになると相反する気持ちが頭をもたげてくる。この背徳感に苛まれる時、物事には陰と陽があるのだと思うことで救済されることもある。女がいて男がいるのだし、闇があるから明がある。完全無欠な善人などこの世にいるはずもないのだ。若い俳優の自死を悼んでそう自分を慰めたくなる。

ギターの翌日は刈り込みバサミ

いやあさすがに今回の剪定は大物です。今までの邸宅と規模は格段に異なり、庭師が丹精したクロマツがいたるところに生い茂り、素人の酔狂を寄せつけない風格がある。幸い芽摘みは春、もみ上げは秋と決まっているので今回は手をつけなくてもいいのだが、生垣だけでも長さはゆうに20mはある。そのうえかつては家庭菜園だった裏庭は雑草で荒れ果てているため思い切ってエンジン刈払機まで買う羽目に。因みに本日退治したアシナガバチは3匹。長い闘いになりそうです。

おーやんヒーヒー

集客活動に苦労はしたものの、おかげさまでなんとか20名の観客を前に7曲演奏し切りました。MC担当の私としては前の晩いろいろジョークを考えて臨んだのですが、ほぼ全てスベリまくり。しっとり聴かせるLOVE IS OVERでは、欧陽菲菲はもう何年も前に死んだと言ってしまいましたが、終了後細君から「死んでたっけ?」と聞かれ調べてみると70歳でお元気でした。まったくいい加減なもんです。菲菲さん御免なさい。

強盗・詐欺未遂膳科一飯

なんでこの時期にGO TOキャンペーンなんだ、東京除外だ、延期だとGO TOは集中砲火だ。GO TO GO TOと自分の名前が連呼され、画面に表示されるたびに己が極悪非道の如く思えてくる。お盆休みに予約した高級旅館も、直接申込みはキャンペーン対象外だとあとから細君に聞いてキャンセルする始末。きっと受け付けた宿の人はGO TOというクレジットカードの名前を見て手の込んだGO TO詐欺だと思ったに違いない。

テレビに戻れなくなって途方にくれるサダコ

地元のケーブルテレビ局にEVERYDAY WEEKENDの18日の単独コンサートと活動状況を情報提供したら早速局から電話がかかってきた。さすがに今週の土曜日にはカメラマンの都合がつかないので取材は無理とのことだったが、毎週日曜日午後の西雀荘での練習風景は取材してみたいとの申し出。どうなるかわからないが、西雀荘が多目的ハウスとして地元に紹介されるなら願ってもないことだ。西雀荘は狭すぎてよく伝わらないかもしれないがまあなんでもいいからやってみるか。

BOSEめくり

コロナ対策でリモートやら名場面集しか放送しないテレビに愛想を尽かして、夜はお気に入りの音楽をスマホから飛ばしてBOSEのスピーカーで聴くのが年寄りの道楽だ。さても今夜はそのBOSEから音が出ない。ネットで調べた対処方法をいろいろ試してもダメ。スマホに接続し直してもお手上げだ。困り果ててサポートセンターにメールはしてみたものの、諦めてBluetoothボタンをやけくそで押したらなんと鳴ったではないか。やはりボウズは捨てるに限る。

誕生日はプレフォー

ただでさえ行く機会が少ないゴルフもコロナのおかげで中止ばかりだ。この間にルールもいろいろ変わってフェアウェーからプレイング4という特設ティも消えたとか。OBやチョロを繰り返して後続の組に迷惑をかけないために設けられたローカルルールだが、60の手習で慣れないプレーに手を染めている身にとっては魅力的なルールだ。何打罰を与えられてもいいから前へ進めることはありがたい。

ご隠居の酒場放浪記〜ゆで作

東京では大変なことになっているが、月曜日恒例の細君との酒場放浪記に今夜も出かけた。飲む前から酒場を砂場と言い間違えてなんともはや耄碌ぶり全開だ。日本酒に移ったところで店外の喫煙所へ一服しにいくと、紙巻きタバコの空き箱が投げ捨てられている。なんだよ、こういうふうにマナーが悪いから喫煙者は嫌われるんだと空き箱を拾うと中身があるではないか。酒場に憂さやゴミを放ろうとする放浪記ではなくとんだゴミを拾おう記でした。

江戸の仇を長崎で討つ

さすがに再チャレンジするのには若干の勇気が必要だった。なんたってあれほど手が腫れたわけだから、先週の今週また同じ庭に立って同じ樹々に立ち向かう状況に立つとは。そういうわけだから、念には念を入れ予め蜂駆除スプレーを散布して時間を開け、満を侍して蜂の潜む生垣に挑んだ。やはり蜂はまだ住処としていてのたうちまわって憤死したのを見届けた上で伐採。先週の仇を見事今週討ったご隠居であった。

先生²

新一年生になった孫娘が発熱。三年生の姉は欠席を認めた連絡帳を渡すのを忘れたそうで、欠席連絡が伝わらなかったのを案じた母親が担任に電話すると、「連絡がないので心配してました」だと。じゃ下校時間の今まで先生は孫の行方を放置していたのか。なんでも、朝は先生が忙しいので欠席連絡の電話はNGで連絡帳でやりとりすることに決まっているとか。なんという無責任体制、先生にとって生徒とはなんなんでしょうね。

大東京発表

大本営発表といえば事実を隠蔽した誇大報道に喩えられるが、戦前の教訓に懲りない報道機関は相変わらずの発表報道から脱しえないようだ。東京で感染者220人とか結果ばかりを紙面に踊らせるのは、戦艦撃沈15隻とか発表しているのと変わるまい。もういい加減に各社独自に調査分析して、なぜ220人なのか、どうして東京なのかを読者に伝えてもらいたいものだ。コロナで変わらねばならないのはそういう体質だろう。

となりのトトロはよくとろろを食うトトロだ

だんだん18日の単独ライブが近づくにつれ集客が心配になってきた。目下のところ17名でまだあと13名は集めねばならぬ。そもそもこちらがお金を払って聞いていただくような腕前なのだから仕方がないのだが、コロナの影響もあってかホールへ出かける気が起こらぬのも一因だと思いたい。隣の客が観覧中もムシャムシャよく柿を食う客だと伺うシュチュエーションは期待できないご時世とはいえ、ソーシャルディスタンスのトトロを前にパフォーマンスするのも気が重い。

ご隠居の利き酒巡り〜半蔵

赤ちゃんのような右手がようやく収縮したのが2日分の抗生物質入り薬剤を飲み終わった火曜日。日曜日に買い求めた伊賀の銘酒「半蔵」も冷蔵庫に冷やしたままお預けだった。ほぼ全快を祝してコップに一杯舐めるように飲んだが、これがうまいのなんの。太田酒造の逸品だが、いつもの居酒屋で定番にしている三重の酒「作」に勝るとも劣らぬ味わいだ。三重といい奈良といい名水に育まれた米の出来が他の追随を許さぬのだろう。さても自家受粉できる稲に蜂は無用か。

バチが当たったの?

患部の腫れは一日経ってもなかなか治らない。この際だからハチにまつわる文言でも並べてみるとするか。ハチのムサシは死んだのさ平田隆夫とセルスターズ、ハチの一差し榎本三恵子、みなしごハッチ、虻蜂取らず、蜂の巣をつついたよう、泣きっ面にハチ、武装蜂起、藤井は八段ではなく七段か、ハニートラップ、うーんなんだか怪しくなってきたぞ。ともあれやけっパチにならぬようにだけはしたいものだ。

エダギリジョーの手

日曜日早朝から剪定作業開始。生垣の 高さを揃えるため枝切りする前に念の為蜂駆除スプレーを噴霧。蜂も飛んでいないし巣らしきものも見当たらないので念の為だ。念の為だから、スプレー噴射後すぐに枝切りしようと鋸を突っ込んだ。噴射スプレーに敵対意識を煽られたアシナガバチに刺された時はすでに遅し。なんとか半日分の作業をやり終え、午後はバンド練習もしたが、翌朝起きてみると手はこの有り様。仕事を休んで医者に診てもらうことになったエダギリジョーだった。

M:I ?

数学的アルゴリズム方式やら時刻同期型、チャレンジ型などワンタイムパスワードにはいろいろな設定方法があるらしい。あってもいいが面倒なのはワンタイムパスワードのソフトウェアを他の携帯に引き継げないことだ。いちいちあの銀行この銀行と予め連絡するか、あとでやり直すしかない。機種について回るワンタイムパスワードでは何のためのセキュリティ対策か目的がわからぬ。当局は一切関知しないとでも言いたいのだろうか。

十八の頃に戻れるなら

我が西雀荘にもようやく新風が吹き込む予感だ。麻雀をこよなく愛する高校生を紹介していただいて、彼とLINEでやりとりをしたのがなんとも新鮮なのだ。16歳17歳の頃自分がはたして60を過ぎたおじいちゃんと会話することなんて到底考えられない。彼から電話をもらった時「よく勇気を出して電話してくれたね」と感謝の言葉で答えたが、今後彼と雀卓を囲んで会話をすることになるかもしれないと思うと若返りますね。

亀の甲より虫の幸

窓口で若い同僚を相手にわめき散らす老人。いい歳をして嘆かわしい限りで、何が亀の甲より年の功だなどと憂いにふけりながら家路に着く道すがら、一羽の体長豊かな鳥が目の前に降り立った。突然の登場にこちらも驚いたが鳥も驚いたようで、飛び去る軌跡に慌てぶりがよく表れていた。ふと見ると、小雨のそぼ降る中地面を這いつくばって歩む虫がいるではないか。そうか、彼は私が通り掛からなかったら鳥の餌食になっていたのかと思い至った。人の一生というものもそういうものなのかもしれない。

子供の育て方

帰り道自分の出身中学校で部活をする子供達の声を聞きながら想起した。そういえば俺はいい父親ではなかったな。子供たちが何かをしたいと言ってきても、決して二つ返事でOKを出すことはなかった。WOWOWで放送された瀬川昌司の映画では、父親はとことん倅の好きなことをやらせていた。子供の育て方を誤ったなどと決して言えない因業にまみれた父親はかくいうしかないのである。育て方ではなく接し方を誤ったと。しかし悲しいかなもう取り返しはつかないのである。

ご隠居の利き酒巡り〜風の森

立ち飲み店が居並ぶようになった長者町地下道でまさかの酒に出会った。奈良の油長酒造が出している「風の森」だ。2,000円以上から1,000円未満までグレードはあるが、この露葉風は室温に置くとシャンパンのように栓が飛ぶそうだ。70%精米というから、獺祭の磨き三割五分の真逆というべきか。アルコールを加えない無濾過純米で、ただフルーティなだけではない日本酒のまろやかな味わいがある。ぜひお試しあれ。

現金をおろしてみたらマスクをしていた!

政府がGO TO キャンペーンをやると耳にするたびに、なんだか自分のキャンペーンをやってくれるのかいなと思えて仕方がない。なんでも気は持ちようだから、自分に都合のいいように解釈しても迷惑はかけまい。と思っていたらまだ勤めて3ヶ月にしかならない小生にも期末手当などというものが少額振り込まれた。これもまたキャンペーンの一環なのかもしれぬ。こうなったら7月の単独ライブもGO TO CONCERTと銘打って集客に一層励むとするか。