スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

9月, 2020の投稿を表示しています

靴下を履いたマゴ

気の合う友達と飲みにいくのさえどうしようかと迷う。自死していく芸能人も後を絶たない。職を失い税金が払えない相談者は増えるばかり。夜明け前が一番暗いといわれるように、コロナがようやく終息し始めた今が最悪なのかもしれぬ。一歳半のマゴが自分で靴下を履く動画を見て、そんな小さな成長と格闘の大切さを噛みしめたくなる。

月夜にスイッチ

大失敗したギターの発表会を終えて自家用車に戻ると室内灯が点灯したまま消えない。操作手引書を引っ張り出していろいろ試したがダメで、帰宅して細君が照明自体を押したら消灯した。なんということはない。スイッチは照明そのものだったわけだ。失敗も人生への絶望も意外なところにあるスイッチに気がつくか否かで乗り越えられることに竹内さんにも気付いて欲しかった。

精神の死

晩年の父は好きな煙草を燻らせるほかは特に楽しみもなく、体力の衰えと競うように記憶力も低下していった。認知症とは言わないまでも、日常生活で示してきた豊かな見識に触れる機会も滅多になくなった。それは、余命半年と宣告される肉体的な死よりも、明らかに彼の精神的な死を意味していたような気がする。そしてそれは心の平安と呼べるものなのだろう。

山口さんちのたつやくん

われわれ銀行員の世界に酒宴はつきものだったが、決して酔わぬことというのが不文律であった。もてなす側であれば無論、もてなされる側であれば尚更だ。機を見るに敏な小生などは進んで饗応役を買って出た。そんな勘定に合わない役目から漸く解放されたかと思ったらさにあらず。今では、飲むほどに辛辣な言葉の攻撃を浴びせてくる細君の猛攻撃をかわすのに精一杯だ。浮世を忘れたいほど飲んでしまえた山口くんがうらやましい。

愛言葉は?「花」「蝶」

会社で花束が抽選で配られるという。勧められて申し込んだら当選してしまった。倅が帰ってきて「お父さん当たったんだね。明日入れ物持って行ってね」と言われて、細君も知ることとなりサプライズは叶わなかった。ならば日曜日の発表会で使い回しだが彼女にその花束を渡してもらおう。早速Amazonで蝶ネクタイを注文したので、花に吸い寄せられる蝶というわけだ。やれやれ気を使うなあ。

100日後はわからないワニ

やっと半年のターンを迎えた。会社を辞めて死んだはずのサラリーマンが一年間の修行に選んだ霊界とももう少しでおさらばだ。いかに重用された組織でも地位を失い、職を辞すれば誰もバーとも言わなくなる。親族の葬儀すら知らぬ顔だ。所詮この世は持ちつ持たれつの契約社会なのだ。身命を賭して捧げるなにほどの価値もないのだと思えば身軽だろう。身軽にしていくのが老人の嗜みというものだ。

EVERYDAY WEEKEND

視聴者投稿なんという動画がテレビ番組に溢れているのは取材記者の怠慢だなと嘆いていたら、今度は防犯カメラに映った映像が有名人の不始末を暴くのに転用されている。某新聞社などは今朝から読者投稿をLINEで募集する為体だ。その昔、ウィークエンダーなどという低俗番組があったが、マスコミの低俗化はあれから始まったのかもしれぬ。我々のバンドもERをつけないように気をつけねばいけないなあ。

演じるのは君だけだ

来月出演予定の野外コンサート会場となる公園へ娘とマゴを連れ出した。森林浴が長女の心を癒してくれたらと願ってだ。マゴの一人は遊戯施設の巨大滑り台を怖がって滑らないので、スタート台までついて行って、一緒に滑ろうかと聞くとひとりで行くと言って敢行し満面の笑みだ。森でリラックスしたであろう長女にもスタート台までしかついていくことしかできないのだろう。

チーもなーんだもない

四連休のうち2日も西山荘で三人麻雀(サンマー)をした高校生と対局する機会を得た。滅多にしないサンマーのルールもわからぬまま加わったので、チーをやらかして「なーんだ管理人も大したことない」と思われただろう。劣勢のうちに局も進んだところで、清一色ドラ3、倍満24,000点を上がって一気に挽回。青ざめる高校生たち。高校生相手にチーもないが、なーんだもない本気を見せてなんとか面目を保てた。

そうです。多目的ホウセです。

朝5時、泊まりに来ていた一年生の孫娘が「ジージ、ジージが出てるよ」と起こしに来た。慌てて起きてテレビをつけると、地元ケーブルテレビでの我がバンドの演奏番組が始まっていた。自分が話したり演奏したりする姿がなんとも小恥ずかしい。9ヶ月前に完成したこの多目的houseが、こんなふうに活用されると誰が想像したろう。柄本くんじゃないが、小学校時代のライバルたちにぜひ見せびらかしたいものだ。

差し歯ら

昨夜夕飯で魚を食べていたらなんだか骨が引っ掛かった気がしたので、見ると差し歯が抜けたのだった。この差し歯はかれこれ50年も前、喧嘩して折れた前歯の代わりに入れてもらったものだ。手に取ってみると長年の消耗で、こんなに小さなものが前歯に刺さっていたっけというくらいの大きさだ。代わりの歯を入れてもらいに行った歯医者の先生も、50年も使っていたことに驚いていた。50年も使えば自分の歯も同じ、き りの 箱で保管しておけばよかった。

こころのワクチン

夢ばかり見ると数日前こぼしていたが、眠って夢を見るのではなく、現実世界の中で夢を見ながら今を生きることが大切だ。挫けそうになることもあるけれど、宇宙のすべてが協力してくれる。協力してくれるということは、失敗や挫折が幸運を導く契機となってくれるということだ。世界で8,500万部も読まれているだけのことはある。コロナに振り回されたこの一年だったが、心を癒してくれるワクチンだ。

泣く子と女性には勝てぬ

湯当たりしたので一緒にお風呂で漫画映画を観たいというマゴを残して先に上がると泣き出した。驚いて駆けつけた細君にその後、なんでマゴを置いて行ったのか、叱ったのか、不調に苦しむ長女に対して酷い仕打ちだと散々説教される羽目に。叱ったわけでもなく、身体を洗おうとしないマゴにも告げて出たつもりだが、細君等にすれば非情なジージなわけで、不徳の致すところと言い訳せずにただ謝るのみだ。

夢しばり

ストレスで三度会社で意識不明になって以来、服用している薬のせいかよく夢を見るようになった。ここへきて陽気のせいかさらに夢を見ることが多くなり、昨夜などは5話も異なった夢を見て1時間おきに目が覚める始末。いつもの起床時間より30分早く目覚めたので一服して二度寝すれば、わずか30分でさえ第6話を見たのだった。きっと芝居がかった寝言でも言っていることだろう。

モアイの著作権

日曜日のテレビ放映をなんとか動画に落とせないものかと今朝から奮闘。CPRM というコピー防止解除ソフトはWindows10では使えず、無料のリッピングソフトも5分以上の動画は5分しか取り込めない。詰まるところそれなりの対価を支払わねば、違法なダビングは許されないということだ。使用しても罰せられないのに所持すると罪になる薬物も変だが、自分の出演番組も勝手にいじらせてもらえない著作権とはなんなのだろう。

あれ?これ!

ふと思いついたらいよいよ今度の日曜日から地元ケーブルテレビで我がバンドの演奏が30分放送されるのだった。朝5時、午後4時、午後7時の3回だが、リモコンの番組表にバンド名まで登場すると、なんだかビッグになった気がするから不思議だ。吉高由里子じゃないが、ついついスマホの代わりにリモコンを持ったまま出かけたくなる。生でご覧になりたい方は午後4時に西雀荘へお集まりください。

物理と心理

アインシュタインはかく語ったそうだ。ついついふがいない自分を責めてしまうのは悲しい性だろうか。あの時こうすればよかった、あんなことしなければよかったと悔やんでばかり。他人のせい、置かれた環境のせいにできればどんなに気楽だろう。悲しいかな、父に似て子供たちもそれができないようだ。重荷は全部背負ってあげるから甘えてごらん。

ラジカセ人生

歯医者の麻酔がうまくいかず、以後パニック障害に陥っている長女。先々のことばかりを心配してしまうようだ。長い人生を山越え谷超えしてきた父親からすれば、なるようにしかならないのが人生なのだが。人間も生き物だ。どこかで充電せねば起伏ある道のりを進めないだろう。そういえば録音、再生ボタンだけでなく停止ボタンも確かにあったっけ。

ドコモに出向した半沢

安易な本人確認だ、会員獲得優先だなどと言われたい放題だが、よく考えればそもそも銀行口座に紐付けすること自体が無駄な銀行保護だ。給料も年金もうちの口座に振り込んでもらえばすむわけで、口座振替だってやればいい。営々と築いてきた顧客基盤もキャッシュレスの波に浸食され始めていることに気づかず呆けている銀行に手を貸す必要はない。損害金を返したら倍返しだ。

ロックオン

大事なマゴのことでいちばんの関心事は、生まれる前は五体満足で生まれてきてくれること、生まれてからは早く歩め、そろそろ話せだ。なかなか話さぬマゴを見るにつけ、もしかして言語能力に問題はありはしないかとあらぬ心配ばかりが支配する。今は録音の時期、いづれうるさいほど再生すると識者は言う。ならばここぞとばかりにインプットしまくるのがよい。

星のこだわり

地元にミシュランガイドに載ったとんかつ屋がある。物珍しさから細君と入ったら、かなり待つけどいいですか?といきなり聞いてきた。そんなに混んでいるのか、流石だなと思ったら客が待ってるようでもない。聞くと調理に時間がかかるとのことで、座って40分後ようやくありつけた。星がつく店は料理にもこだわりがある。バンドのメンバーと打ち上げで泊まりに行く阿智村の星空には、そんなこだわりは天気だけだろう。

相手の立場になってカンガルー

相手の立場になって考えるとよく言われ、これまでの人生で大切にしてきたつもりだったが、子を持つ親になった娘たちの最近の変化を細君から聞くにつれ、いかに子供たちのことを理解していない父親だったかに思い至らされる。自分を理解してもらおう、よく思われたいが常に優先していて、相手のことは畢竟二の次だ。頭ごなしに自分の意見を押し付けてくる父親に相談してこないのは寂しいものだと考えるカンガルーが いる。

変人以上友達未満

西雀荘に出入りするようになった小学生もなかなかまともに口をきいてくれない。ギター教室で自分の前にレッスンしている小学生もやはりなかなか口をきいてくれない。無料で麻雀をやらせてくれたり、明日の命もしれない老人がギターを習いにきたりするのは変人にしか見えないのだろう。動物のようにただ寄り添っていれば友達にしてくれるなら犬にでも猫にでもなりたい心境だ。

ちっともいいねじゃないね

もうそろそろマイナポイントをゲットしとこうかと始めた。まずはスマホでマイナンバーカードを読ませねばとリーダーケーブルを見ると端子が違う。家電量販店まで行くとリーダーとスマホを繋ぐケーブルは製造していない。帰宅して倅に聞くとリーダーに読ませるのではなく、スマホ本体の裏側にセットして読み込ませるのだそうだ。セットを繰り返すがなかなか読み込まない。ならばパソコンでとGoogle Chromeを立ち上げてサイトに入ろうとするが、拡張機能で詰まって先へ進まない。再度スマホにカードを当ててるうちに偶然読み込んだが、細君のは予約までしか進めないままだ。スマホも難航、パソコンもダメというこの状況を菅は知っているのだろうか。消費喚起とマイナンバーカード普及を狙った目玉政策が機能不全を起こしていることまで、放置したまま継承するつもりなんですかね。

懐中電灯にしてください

いつもの居酒屋で細君の話に耳を傾けていたら、厨房の雑談を聞きつけ「店長麻雀好きらしいわよ」という。ならばと西雀荘を紹介させてもらった。ついでに店長と麻雀仲間らしいベテラン店員はギタリストだとわかり10月のライブに行くことにもなった。帰りに暗い夜道を抜ける時、携帯で照らす方法が分からないでいたら、細君がSiriに聞けばというのでそうすると見事点灯。なんでも聞いてみないと分からないものだ。

エアコーンス・ワン

エアコンの室外機が大音響を立てているので何事かと見にいくと、どうやら母の部屋のものだ。とりあえず停止しようとリモコンを手に取ると設定温度はなんと16度。それもそのはず窓が全開じゃないか。いままで何度も注意してきたがエアコンと扇風機の違いが理解できないようだ。窓を開けたら停止するエアコンでも見つけないといけないか。

断酒の本懐

長女の皮膚炎がすっかり治ってきたのは、父に似て嗜むことが大好きなアルコールを断ったせいだと聞いた。かくいう父も頭皮の吹き出物が気になっていたので、ダイエットも兼ねて晩酌の日本酒を断ってみることにした。皮膚科の先生にそのことを話すと笑っていたが、まさか本当に断酒で完治などするまい。忘れたき浮世の憂さもなかりせば酒断つ日々ものどけからまし

コロナきじじい

どっかで見たことのある顔だと思っていたが、そういえばこの妖怪だ。なんでもコロナのせいにすれば無理が通る風潮とはいえ、与党のゴリ押しには金の匂いがプンプンする。アベの晋太郎が議員夫婦や広告会社などを狙った金髪に関わった一味を守るには、こなきじじいを領袖に据えるしか方法がないのだろう。まったくもって下下下の下だ、この国は。

妻を喜ばせる刃物研ぎの世界

剪定の必需品刈り込みバサミは、道具好きだった亡父が残してくれたものがあったが、古くて切れ味も落ちていた。新品は買ったものの刃物研ぎの出店を見つけたので、古いのを持ち込んで研いでもらったらなんと蘇ったではないか。かかる職人技を目の当たりにすると、もう自分でも刃物研ぎをしたくなる。今度は刃物かよと帰りの車中で細君が大きなため息をつくので、まずは包丁から始めてみるか。

菅がつき岸田がこねし天下餅ついてないので食えぬ晋三

この数日の政界の権謀術数は放送中の半沢直樹とダブる。安倍の懐刀として悪知恵を発揮してきた菅や吠えない番犬を演じてきた岸田やらを、さぞや自分の後継に据えて院政でも敷こうと企んでいたであろう。とことんついていない男だ。なにもしないから出来かかった安倍川餅も食えない道理だ。白井大臣に立ち向かう半沢に喝采をあげる国民感情を侮っちゃいけない。