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2月, 2023の投稿を表示しています

呑み鉄瀬戸線 日本酒旅

午前11時名鉄瀬戸線大曽根駅構内にある大黒大曽根店で同級生たちと昼飲みスタート。同じ構内にある美濃味匠へ移って日本酒三種飲み比べとそばを食べる。続いて三郷駅ガード下にあるでら餃子に移動。さらに新瀬戸駅へ電車を乗り継ぎ、みの勝はなれで歯鰹とわかさぎの唐揚げを肴に岐阜の銘酒百十郎を味わう。沿線三駅を呑み乗って午後7時無事尾張旭駅到着。

ブルーグラスロード

ブルーグラスのライブを聴きにいって、あの有名なカントリーロードもブルーグラスなんですかとバンマスに尋ねてみた。いやフォークだよと教えてもらったのだが、たしかに曲調は悠然としている。ブルーグラスは アパラチア山脈沿いで育まれたらしいから行程も異なるのだろう。 Almost heaven, West Virginia. Blue Ridge Mountains, Shenandoah river そういえばジョンデンバーは53歳で飛行機事故で亡くなったんだった。

たかちよ&丹沢山

常連の焼き鳥屋へ3週間ぶりに行った。店長が皮から茹でた鶏皮をはじめ、サービスでいただいた鯖フグも絶品。なによりも、新潟魚沼産の「たかちよ」はフルーティーでまるでワインを飲んでいるようだ。さらに神奈川県産「丹沢山」はスッキリ辛口で、これまた店一推しのキムチとよくマリアージュする。まだまだ全国には旨い地酒があるということだ。

ドクターゴトーのドクターイエロー

初の乗客運行をするドクターイエローの抽選申込みに参戦した。できればこれが大好きな孫を連れて乗せてあげたいのだが、EX会員本人のみだそうでやむを得ない。東京大阪間23,000円、それぞれの発着で2日間、各50名計200名という狭き門だ。さすがに段取り博士の自分も、東京までどうやって行って帰りはどうするのかは当たってから考えるとしよう。

家電兄弟

中学生だった頃か、小遣いを溜めて買ったカセットレコーダーが故障して松下電器本社へ電話すると、なんとも親切に対応してくれて復旧した。今では考えられない企業姿勢で、そんな企業の創業期を幸之助と井植歳男の二人がいかにして生み出したかが描かれる。三洋電機はその後パナソニックに円満吸収されて今はないが、井植歳男のようなバイタリティこそ現代の起業家にも求められるのだろう。(292/1000)

ゴトウといえば龍角散

なんでも龍角散のど飴が手に入らないらしい。長女から探して手に入れて欲しいとLINEが入って細君に聞くと、コロナで大騒ぎの中国が買い占めているとか。中国では「神の薬」と呼ばれて、コロナの症状を和らげると評判で、「龍の散」なんていう偽物まで出回っているという。とりあえずAmazonで注文できたのはラッキーだったのかどうか。なんとも妙な話だ。

窮すれば通ず

アンプが足りない。窮して参加者に知恵を借りると、現役大学生に参加を呼びかけて拠出してもらったらどうかとなった。野外音楽会の目的が実は若者の参画にあったことにそこで気づいた。所与のヒト・モノ・カネ・時間・経験でピースが埋まらないなら当初の目的に帰るとジグソーパズルが完成する。窮すれば通ずとはよく言ったものだ。

天地明察

岡田准一主演の映画に触発されて手に取ったのだが、珠玉の宝物を手に入れた気分で読了した。八百年間に生じた誤差を無視して守旧されてきた宣明暦を廃し、地球の公転が楕円軌道を描くことや北京と日本で時差が生じることを発見、大和歴(貞享暦)を生み出した渋川春海(安井算哲)。幾度困難にぶち当たっても再起した一生を描く感動巨編だ。(291/1000)

るみ子の酒

あまりのおいしさに、串かつラブリーへ細君を連れてまた行ってきた。16時半開店を待ってすでに行列ができており、いざ扉が開けば20席近い座席もすぐに満席。ひと通り飲み食いしたところで、「るみ子の酒」というのがあったことを思い出しオファーした。なんでも「夏子の酒」という漫画に感動した造り酒屋の娘が触発されて作った酒だそうだ。三重県森喜酒造場の酒、これは旨い。

悠々として積もれ

西雀荘をこしらえて3年が過ぎた。コロナ発生と重なって近隣住民に無償提供する構想も宙に浮き、利用者は麻雀好きの倅とその仲間くらいだった。物心つく頃から麻雀ゲームに親しんだ倅がなんと最高位戦日本プロ麻雀協会の試験にパスしてプロ合格。もちろん仕事と二足の草鞋だが、難関を突破した努力と情熱は讃えてやりたい。元金というのは利息が得られるまでに時間がかかるものだ。 →悠々として急げ

字幕のスター

ご隠居の酒場放浪記なんていうYoutube動画を上げて久しいが、初めて字幕の割振りに挑んでみた。もっともYoutubeは優れたもので、何もしなくとも勝手に自動解析して時間ごとにセリフを当てはめてくれている。あとは変換ミスを直してタイミングのズレを微調整するだけだ。テレビもそうだが字幕慣れというのは、こうしてみるとたしかに人間の集中力を衰えさせているものだ。 →ご隠居の酒場放浪記〜大須・栄

ブラック•ショーマンと名もなき町の殺人

洗練された諧謔性というのはこういう作品を指すのだろう。三谷幸喜やどうする家康の古沢良太のような「おもしろいだろう」を押し付ける喜劇趣味とは一線を画する。コロナ真っ盛りを受けて著されたものだけに時代性も備え、ストーリー展開もリアリティもあれば洒脱だ。290冊の中でもベストテンに入る逸品だろう。主人公は阿部寛か福山雅治か悩むところだ。(290/1000)

武装解除は同調圧力か

医療費負担が経営を圧迫しないように、長時間労働の削減や有給休暇の取得促進を進めるのが健康経営だそうだ。デジタル化や一人何役もこなす体制作りをしないと生産性を高められないのに、喫煙ばかりが標的だ。脱コロナに向けてマスクや飲食自粛を解除しようとしない心理もどこか似ている。マスク、検温、消毒、アクリル板に頼らず、なぜ在宅勤務や医療改革で抵抗しないのか。

シュンスケ

板垣退助のあとは伊藤博文とは定番の気もするが、シュンスケの幕末はまた痛快だった。現代まで幅を利かす長州人というものに本能的に拒否感があるのだが、維新を陰で支えた役割という点で彼だけは別格にしてもよさそうだ。変化を受け入れず現状維持に齷齪する今の世と似た時代だからこそ、作品の価値はより高まるだろう。(289/1000)

ええi?

チャットGPTが飛躍的に生産性を向上させるというのには、人間の地道な努力の積み重ねを否定するのではないかという疑問がある。とはいえどんなものかとスマホでサーフィンしていたら、突然こんなメッセージに出くわした。慌てて娘に相談したら何もせずに画面を閉じろと指示され回避した。まさかこれもAIの仕業ではあるまい。 同様の被害に遭われたら https://eset-info.canon-its.jp/malware_info/special/detail/211207.html

ハローワーク

アメリカに行ったらきっとHellowに続けてHow are you?とでも言うのだろう。昔は隣近所や店先で顔馴染みの人に出会えば「今日はどう?元気?」と互いの状況を確認しあったりするのが当たり前だったはずだ。スマホ依存して話し言葉から遠ざかると、言葉が表音化して「こんにちは」が「こんにちわ」と変換されても間違いに気がつかなくなった。日本語のスマホ文字化は罪深い。

天空の蜂

さすがは図書館のベストリーダー上位をほとんど占める作家だ。上梓されたのは1995年と28年前だが、この年は阪神淡路大震災が1月17日に発生した年でもある。福島での原発事故に見舞われる前にして、原発の抱えるリスクを背景に真正面から原発問題に取り組んだ恐るべき仮想事件小説だ。28年経っても解決しないエネルギー問題はどうすればいいのだろう。(288/1000)

チューニングガム

安価なカホンを細君に押し付けて叩いてもらっていたが、改めて確かめるとカホンらしいバズ音とは無縁だった。弦の張りを緩め、さらに表面の板を固定するナットも緩めながら何度も試行するとようやくカホンらしいバズ音がし出した。成程ギターに限らず楽器にチューニングは必須なわけだ。1回でガム、2回でモル、3回吹けばマグマ大使とはいかないってことか。

大将、やってる〜⁉︎

食べ放題、飲み放題があるんだから「話し放題」も作ればいいのにね。どんどん店が混んできて入り口に並ぶお客さんがいるのに、われわれより前に来て食事を終わる頃にもまだ大声で喋っている主婦グループがいる。そんなことしたら誰も来なくなるわよと細君。たしかに居酒屋の男たちにとっても会話の時間制限は苦痛に違いない。不用意発言には要注意だ。

自由は死せず

文庫本なら上下2巻、2段組540頁の大部だが一気呵成に読ませる傑作だ。板垣死すとも自由は死せずと言って駅頭かどこかで凶刃に斃れたとばかり思っていたが、遭難を潜り抜け天寿を全うしたのが意外だった。山内容堂に可愛がられ世に出るまでの青年期は愉快だ。国会、憲法、政党を創始しただけでなく自由という概念をこの国にもたらした功績に思いを致すと百円札が懐かしい。(287/1000)

食べて味噌

寒い冬はやっぱり鍋物に限る。とはいえ毎度同じ味付け、具材では飽きてくる。そこで近頃一番推しの鍋つゆがこの万城の牡蠣鍋つゆだ。なんといっても味噌がうまい。牡蠣は言うまでもないが、この味噌つゆにラーメンでもうどんでも浸せば極上の味噌仕立て料理が堪能できる。こんなうまいものに今まで気が付かなかった自分が恨めしい。

あたり前田の葱ラーメン

昨年だったか、細君の誕生日にランチに誘って食事代を払わせたらあとでこっぴどく嫌味を言われたことを思い出した。江戸時代の武士は金など持たずに飲み食いし家人に精算させたというのは本の中だけの話で、今回は財布を持参して細君に支払いを任せた。奇しくも食べた料理があんかけ葱ラーメンだけに懐かしのあんかけの時次郎ならきっとこう言うに違いない。

時すでにお寿司

定年後細君と行動をともにする日々だが、彼女が旧友たちとランチに行くとなると、はて自分はどうしようかと困る。昼飲みでもどうかとあちこち声をかけようやく身の処し方が決まったものの、細君以外の交遊関係を確保しておく必要性をつくづく感じる。回転寿司のビジネスモデルがパラダイムシフトを迫られているように、老境に入った自分も流れてくる皿を待つばかりではいけなさそうだ。

地中の星

地下鉄のそもそもの歴史を知る機会などなかなかない。早川徳次をはじめとして、道賀竹五郎現場監督に率いられた5人の職人によって銀座線19キロがいかにして開通したのか。無から有を生み出すとはいうけれど、この人たちの努力と創造力がなかったらこの国の地下鉄事業は今も開花していないかもしれない。地中の星とは言い得て妙だ。(286/1000)

金の流れのように

人間ドックさながら自家用車の定期点検に行くと、バッテリーやらワイパーのゴム、エアコンのフィルターやらと交換を迫られた。人間と違って交換ができる車が羨ましいものの相応の対価が必要だ。請求金額を見て、待てよどこかで見た数字だなと思ったら確定申告の還付金額だ。入る金あれば出る金あり。世の中はうまくできている。

A Beautiful Day in the Neighborhood

食卓をともにすれば我儘放題の高齢の母に呆れ、先月から別々に食事を摂ることにしたお陰で陰惨な諍いから解放された。他者に対する怒りが抑制できないとき、自分を培ってくれた人は誰か一分間黙って考えてみるシーンが盛り込まれた映画を見た。一分間その通りにしてみると、何人もの名前が浮かんできて不思議に落ち着いた気分になる。身近な隣人こそ小さな距離を保つのがよさそうだ。

球道恋々

ほぼほぼ史実に沿って、この国の学生野球が根付いた時代を舞台にした青春小説だ。試合展開を逐一描写するので大部すぎて厄介になるが、全国高校野球大会がいかにして創設されたのかがよくわかる。明治という時代はそういう意味でもたしかにおもしろい。(285/1000)

一発退場

今年も確定申告はスイスイとスマホで完了したが、国税庁というのは実によくペーパーレスや省力化に取り組んでいるものだと感心する。聞き慣れない電子帳簿保存法の昨年の改正なんかも、PDF化された帳票をわざわざ紙に出力することを禁止するものだそうだ。名簿の流出による悪用を疑って作成を回避するがごとき愚かな対応はレッドカードだろう。