スキップしてメイン コンテンツに移動

エダギリジョーの手

日曜日早朝から剪定作業開始。生垣の高さを揃えるため枝切りする前に念の為蜂駆除スプレーを噴霧。蜂も飛んでいないし巣らしきものも見当たらないので念の為だ。念の為だから、スプレー噴射後すぐに枝切りしようと鋸を突っ込んだ。噴射スプレーに敵対意識を煽られたアシナガバチに刺された時はすでに遅し。なんとか半日分の作業をやり終え、午後はバンド練習もしたが、翌朝起きてみると手はこの有り様。仕事を休んで医者に診てもらうことになったエダギリジョーだった。




コメント

このブログの人気の投稿

亥子ころころ

久しぶりの西條奈加だったが、『まるまるの毬』に勝るとも劣らない出色の出来栄えの作品だ。しかも毬(いが)を継いでの亥子なのだから興趣を掻き立てられる他ない。毬も菓子職人、本作も菓子職人にまつわる親子、師弟、友人の人情と憐憫を扱い、胸を突くシーンは縦横無尽だ。名作に出会える喜びに浸れるのはなんとも贅沢だ。(458/1000)

三河雑兵心得⑦ 伊賀越仁義

穴山梅雪は、家康と間違われて殺されたという通説を取らず、光秀に従おうと京に向かったところを野伏に弑逆された説を立てる。本多兵介を家康に見立て平八郎等ととともに、家康と別ルートで伊賀越えを果たす植田茂兵衛。架空の人物としても、充分伊賀越えの醍醐味が味わえる。(432/1000)

運転者 未来を変える過去からの使者

たまたま倅が職場で必要な代物をなくしたみたいだと細君から聞いた。始末書を書くのもいい薬だと思って納得したが、結局同僚が拾ってくれていたそうでことなきを得たのは、運が悪いのではなく貯めていた運を使わせてもらったということになる。そういう話がこの物語を構成していて、読むほどにじわーっと心が温まる名作だ。(399/1000)