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スピノザの診察室

医学部卒業の作者でなければ、ここまで詳しく書けないだろう。それだけでなく、哲学の分野にも通暁しているからこその作品だ。「理屈の複雑さは、思想の脆弱さの裏返しでしかない。突き詰めれば「生きる」とは、思索することではなく行動することなのである」と喝破するのは、スピノザの思想なのだろうか。スピノザの著作を手に取ってみたくなるほど、命について考えさせてくれる一冊だ。(513/1000)



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