菊と刀 9月 03, 2026 菊と刀というからには、菊は天皇を、刀は戦前日本人の武士の魂を象徴するタイトルに依拠する内容かと思いきやそうではなかった。菊に輪をはめ自由な生長を矯める栽培方法を日本人の「恥、義理、義務」に擬える。刀は「身から出た錆」という諺通りに、日本人が「自ら責任を取る」という信念で敗戦を受け止めることを喩える。日本人に特有の国民性をよく理解できる名作であった。(562/1000) 続きを読む