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路地裏のニ・二六

ニ・二六事件が引き起こされるまでの将校絡みの複数の事件を結びつける一憲兵の分析と行動を軸に物語は展開する。それぞれが別個の事件と思われたものが密接に結びついていく過程がスリル満点だ。皇道派と統制派の鬩ぎ合いと言ってしまえば簡単だが、当時の国情や人間のものの考え方はさほど単純ではない。人間にできることは高が知れている、とは蓋し名言だ。(490/1000)

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