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雪夢往来

越後の村にあって、本業の傍ら40年もの間、山東京伝、曲亭馬琴等に出版を依頼し続けながら、「北越雪譜」を書き続けた鈴木牧之。馬琴の不遜さには呆れるが、彼に翻弄されながらも、粘り強く地道に努力し続ける牧之の姿は胸を打つ。何事につけすぐに結果を求めたがる現代において、いかにロングスパンで人生を捉えることが大切か教えてくれる。蛇足ながら前借り手が挟んだのか「猫」の栞が残されていたのが象徴的だった。(488/1000)




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