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新時代に生きる「道徳哲学」

欲望の資本主義のタイトルでNHKの番組で取り上げられた著者の最新作だ。コロナがもたらした功罪はさまざまだが、世界中で起きた抑制と制限の体験を、消費を最善とする新自由主義経済に決別する契機とすべきだと唱える。ハイデガーの「存在と時間」を彷彿とさせるが、存在は非存在と同一であるという観点に立てば、彼の主張がすんなりと腹に落ちる。(346/1000)



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