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灯台からの響き

ちょうど自分と同年代の中華そば屋の主人が、亡き妻の過去を訊ねて再出発を果たす物語だ。昼間はなんの役にも立たず、夜闇の海で光を発する存在それ自体で航路を指し示してくれる灯台。まさにそれが亡くなった妻の存在ではないか。晩年を迎えた男の生き方ではないか。自分を支えてくれる友人たちの姿ではないか。そんな思いを抱かせてくれる一冊だ。(331/1000)



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