スキップしてメイン コンテンツに移動

僕の名前を知ってるかい?

今日は平日だと紙面で取り上げながら新聞は休刊だ。一般の月一回土曜休日が始まったのが1992年、新聞休刊も1991年ごろから歩調を合わせた。配達員の負担軽減と輪転機のメンテナンスが今なお名目らしい。配達手段の多様化や印刷のデジタル化は棚上げで、四半世紀も古い慣習を守っている。金額じゃなく通知額を間違えただけの年金機構を批判する資格があるとは思えない。



コメント

このブログの人気の投稿

カナリア恋唄

こんな素晴らしい作家に巡り会えて、それが読書の醍醐味だと大啖呵を切ったあとに、まさか本作がこの作家の遺作であったと知るとは。2015年62歳でこの世を去っていたという。つまりこれ以上彼女の作品は読めないのだ。人生とは須臾の間だと登場人物に奇しくも語らせた如くに、彼女は風のようにこの世から去ってしまったのだった。なんと残念なことだろう。(530/1000)

粒と棘

戦後生まれで自分より若い作家なのに、よくぞここまで戦後間もない時期の日本社会の闇と歪みを描き出してくれたものだと驚く。何の因果関係もない6編の小作かと読み進んでいくうちに、それらが全て繋がっていく構成に舌を巻く。今の日本はやっぱり平和なんだなと改めて思わざるを得ない。(541/1000)

東京新大橋雨中図

小林清親という明治初期に生きた画家の半生を描く。作者の巧みな描写力は、まるで絵画の如しだ。江戸から続いて明治に馴染めない元御家人たちや市井の人びとの気持ちを丹念に辿る。さまざまな不幸や不運に見舞われながらも懸命に生きる女たちを、まるで眼前に見えるかのように鮮やかに描き出すのだからたまらない一冊だ。(522/1000)