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介護者D

現実に母の介護を受け入れなければならない状況になって、この本を読んでみると、亡父を心ならずも施設に入れて看取った後悔とないまぜになって、今後の母の処遇について心は千々に乱れる。肉親の最期を看取る子のあり方として、優等生Aの処方箋は無理でも、D評価であっても肉親への感謝の想いが伴えばそれで及第点だと納得できる作品だった。(430/1000)



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