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スクールガール

芥川賞の受賞作は順番待ちなので、同じ作家の書いた候補作の方を読んでみた。候補作となった表題の「スクールガール」は、芥川龍之介じゃないが主婦のぼんやりとした不安というか憂鬱がテーマだ。もう一作の「悪い音楽」は、女性音楽教師の音楽に対する向き合い方と教育との矛盾を鋭くえぐる。芥川賞を取るだけのことはある作家だ。(397/1000)



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