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中尉

まだ50代の作家だが、インパール作戦後のビルマにおける軍医中尉と下士官軍曹との心のやり取りをよく描写している。戦場のメリークリスマスの小説版と言いたくなるほどで、テーマ曲が頭の中に流れるような感覚で読める。軍事政府化したミャンマーの国民は今どんな思いで暮らしているのだろう。(381/1000)



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カナリア恋唄

こんな素晴らしい作家に巡り会えて、それが読書の醍醐味だと大啖呵を切ったあとに、まさか本作がこの作家の遺作であったと知るとは。2015年62歳でこの世を去っていたという。つまりこれ以上彼女の作品は読めないのだ。人生とは須臾の間だと登場人物に奇しくも語らせた如くに、彼女は風のようにこの世から去ってしまったのだった。なんと残念なことだろう。(530/1000)

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粒と棘

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