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おっさい!

コロナ明けて約4年ぶりに地元の天王祭が行なわれ、スクールガードとして半日ついて回った。この間に子供たちの数も増え、彼等の無病息災を祈りながら町内各家を周りご祝儀をいただく。およそ2時間、獅子頭を翳し笛や拍子木を打ち鳴らしながら「おっさい!」と掛け声を合わせる。子供たちにも自然な連帯感が芽生えたようで日常が戻ってきた。




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ふるさと銀河線

全9篇の短編集だが、その全てに鉄道が絡まるのがうれしい。寺山修司の詩が引かれているが、全編を通じてその詩魂が宿っている気がする。 幸福が遠すぎたら さよならだけが 人生ならば また来る春は何だろう はるかなはるかな地の果てに 咲いている野の百合何だろう さよならだけが 人生ならば めぐりあう日は何だろう やさしいやさしい夕焼けと ふたりの愛は何だろう さよならだけが 人生ならば 建てたわが家は何だろう さみしいさみしい平原に ともす灯りは何だろう さよならだけが 人生ならば 人生なんか いりません (484/1000)

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