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ライオンのおやつ

貸出回数上位の作品だったので読んでみた。主人公の置かれた状況は余命宣告を受けて、エンドロールを観るような局面なのだが、不思議と暗くならない。おやつというありふれた日常の営みが人生を象徴しているかのような構成だ。夕食も終えて就寝を待つ年代に差し掛かった自分と比べたくなる。(173/1000)



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