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読書老人

夫婦で知人に会ったりすると、近頃決まって細君が口にする台詞は「朝から晩まで本を読んでいる」だ。たしかに4月以降毎月10冊以上読んで80冊にならんとしているし、300ページ程度の本は読むのに半日かかるが、買い物は付き合うし一緒に居酒屋へも行く。空いた時間にギターの練習もすれば遊びに来たマゴの相手もする。さほど読書に時間を割いているとは思えないのだが、彼女の目には独居老人のように映るんだろう。


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