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解夏

いくら乱読とはいえ「さだまさし」は対象外だという先入観に抗って読んでみたら泣けて泣けて鼻をかみながらが数度に及んだ。「死を恐れる気持ち」は死を迎えれば一掃する。なんと明快な答えであろう。解夏を始め秋桜、水底の村、サクラサクの四編とも家族、親子、夫婦が美しい和音を奏でている。世俗に疲れた時には一服の清涼剤となる一冊だ。(80冊目)



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カナリア恋唄

こんな素晴らしい作家に巡り会えて、それが読書の醍醐味だと大啖呵を切ったあとに、まさか本作がこの作家の遺作であったと知るとは。2015年62歳でこの世を去っていたという。つまりこれ以上彼女の作品は読めないのだ。人生とは須臾の間だと登場人物に奇しくも語らせた如くに、彼女は風のようにこの世から去ってしまったのだった。なんと残念なことだろう。(530/1000)

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粒と棘

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