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99枚の名刺

若者が、とコロナの元凶のように言われ続けて、大学も通えない、友人にも会えない、ひとり旅さえできない二十歳の若者よ。通算100回訪問して取引を成立させた時、99回追い返されたことが無駄ではなかったことを経験したおじいちゃんからすれば、人生のこの1年もきっと無駄ではなかったと思える日が来るだろう。頑張れ若者、すべてが人生だ。




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カナリア恋唄

こんな素晴らしい作家に巡り会えて、それが読書の醍醐味だと大啖呵を切ったあとに、まさか本作がこの作家の遺作であったと知るとは。2015年62歳でこの世を去っていたという。つまりこれ以上彼女の作品は読めないのだ。人生とは須臾の間だと登場人物に奇しくも語らせた如くに、彼女は風のようにこの世から去ってしまったのだった。なんと残念なことだろう。(530/1000)

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