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青森県鯵ヶ沢町中村地区バス停

面接試験の時に「万一合格したら必要な知識を身につける本を紹介してください」と頼んでいたのだが、勤務先から忘れずにレジュメが届いた。こりゃ勉強しなくちゃといま読んでる本の上下巻の上を速攻で読了し、下巻に入ったのだがどうも話が繋がらない。念のため上巻に戻ると解説があって、読めば上中下3巻だというではないか。中があるなら上を上中下の上とでもしといてくれればいいのに。本を読まない最近のネット人間は上から読むのか下から読むのか知らないそうなので、上→下→中もありかもしれない。ちなみにこのバス停の次は下中下ですが。

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ふるさと銀河線

全9篇の短編集だが、その全てに鉄道が絡まるのがうれしい。寺山修司の詩が引かれているが、全編を通じてその詩魂が宿っている気がする。 幸福が遠すぎたら さよならだけが 人生ならば また来る春は何だろう はるかなはるかな地の果てに 咲いている野の百合何だろう さよならだけが 人生ならば めぐりあう日は何だろう やさしいやさしい夕焼けと ふたりの愛は何だろう さよならだけが 人生ならば 建てたわが家は何だろう さみしいさみしい平原に ともす灯りは何だろう さよならだけが 人生ならば 人生なんか いりません (484/1000)

迷路 (上)(下)

戦前の昭和11年に「黒い行列」として刊行され、戦時色の推移により中断、戦後の昭和31年に「迷路」として完成した1,200頁に及ぶ大作だ。岩波文庫らしく書き出しは難読だが、読み進むにつれファシズムに向かう時代の狂気や青年の心の彷徨、権力者たちのエゴイズムが大団円として描かれる。すごい作家がいたものだ。(495/1000)

罪の声

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