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ダ・エンチョウコード

来月から勤務する予定の某地方公共団体から、欠員が生じたので当初の4ヶ月契約ではなく1年契約でどうかと打診があった。せっかく自由契約の身分を手に入れ組織と縁を切ったのに、生まれ育った地元への恩返しを理由に、敢えて過去の経験が通用しない仕事に就こうというわけだ。しかも新職場は禁煙で、禁煙を強要されて職を捨てたのだから、はじめから禁煙なら文句はない。1年契約への延長を喜んでいるのは本人より細君なのだが、亭主の顔を描く画家は妻だったということか。


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