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ノマ問題

興味津々とか是々非々等々、みなさんは「々」という字だけをスマホで入力したい場合どうしているだろうか。PCと違ってカーソルを動かして消すこともできない、読み方はというと「とう」でも「おなじ」でもない。「々」は踊り字というのだそうで、部首は「ヽ」一画の「ちゅ部」、音読みはなくて、訓読みは「くりかえし」「おなじ」だがそう入れても出てこない。苦労して調べてみたら、「きごう」「どう」と入力すれば出てくることがわかった。知ってた人には当たり前だろうが、知らなかった方は是々非々やってみてください。

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ふるさと銀河線

全9篇の短編集だが、その全てに鉄道が絡まるのがうれしい。寺山修司の詩が引かれているが、全編を通じてその詩魂が宿っている気がする。 幸福が遠すぎたら さよならだけが 人生ならば また来る春は何だろう はるかなはるかな地の果てに 咲いている野の百合何だろう さよならだけが 人生ならば めぐりあう日は何だろう やさしいやさしい夕焼けと ふたりの愛は何だろう さよならだけが 人生ならば 建てたわが家は何だろう さみしいさみしい平原に ともす灯りは何だろう さよならだけが 人生ならば 人生なんか いりません (484/1000)

迷路 (上)(下)

戦前の昭和11年に「黒い行列」として刊行され、戦時色の推移により中断、戦後の昭和31年に「迷路」として完成した1,200頁に及ぶ大作だ。岩波文庫らしく書き出しは難読だが、読み進むにつれファシズムに向かう時代の狂気や青年の心の彷徨、権力者たちのエゴイズムが大団円として描かれる。すごい作家がいたものだ。(495/1000)

罪の声

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