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銀ニ貫

室町時代に現れた羊羹は小麦粉に葛粉を混ぜた蒸し羊羹だったらしい。水分が多いため日持ちしなかったそうだが、江戸期になって京都の駿河屋が寒天を用いて練り羊羹を何代にも渡って工夫して拵えたという。この作品では舞台を大阪に設定し、武家に生まれた鶴之輔改名して松吉が蒸し羊羹を開発するまでを描く感動長編だ。(483/1000)



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カナリア恋唄

こんな素晴らしい作家に巡り会えて、それが読書の醍醐味だと大啖呵を切ったあとに、まさか本作がこの作家の遺作であったと知るとは。2015年62歳でこの世を去っていたという。つまりこれ以上彼女の作品は読めないのだ。人生とは須臾の間だと登場人物に奇しくも語らせた如くに、彼女は風のようにこの世から去ってしまったのだった。なんと残念なことだろう。(530/1000)

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粒と棘

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