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武蔵

あまりにも有名な剣豪の一生を改めて読むのも躊躇われたが、五輪書を完成させるまでの次第を辿れることを期待して手に取った。小笠原家から細川家へ移り、忠利、光利と明君に仕え、遂に奥義を著すまでの老成した武蔵の人となりは年齢の近い我々には共感を呼ぶものが少なくない。「残日の剣」という副題は言い得て妙である。(343/1000)



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