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人斬り半次郎 (幕末編)

桐野利秋について触れられた小説や映画をみるにつけどうにも好きになれなかったのに、池波正太郎にかかってその青年時代を描かれるとなんとも愛すべき人物になる。るろうに剣心や鬼滅の刃なども大方半次郎から着想を得たに違いないと勝手に解釈したくなる。賊将編まで読んでしまうと人物像が歪むといけないのでここまでにしておくのが賢明か。(144冊目)


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