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徳川慶喜 (ニ)

桜田門外ノ変後の慶喜の進境にはコロナ禍における人心の心構えさえ学ぶべき示唆がある。「季節に春夏秋冬の移りがあるように、この宇宙には人間の小さな知恵では計り知れない軌道がある。あやしい小我で動いてみても、それはむしろ、われとわが身で混乱を助長させる妄動に過ぎないのだ・・・人間の知恵が浅く、自然の軌道を離れすぎると、当然自然は人を裁く。自然に裁かれずに済むほどの世作りがなされていてこそ、人の世も又、日月星辰(じつげつせいしん)の動きのように整然と軌道に乗ってゆくのだ。」



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