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しあわせの裏側

小林秀雄は「自己嫌悪とは自分への一種の甘え方だ、最も逆説的な自己陶酔の形式だ」と言ったらしいが、仕事の中で逆境に身を置く人々に遭遇すると自己嫌悪を意識する。障害をもった子どもを抱えた親、癌と闘っている同世代、偶然知ることとなった従兄弟の早逝。幸福を享受している自己を嫌悪することで安っぽい憐憫に流されまいと意地を張る。それが甘えだとわきまえながら、心のバランスを保てるなら。



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