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元銀行員失格

年金を満額いただけるようになって、そろそろ年金額の範囲内で遣り繰りしてみようじゃないかと細君と誓い合った。さりながらなんだかんだと出費も重なって、一緒に溜息つきながらネットで貯金を崩したところ残高がやけに多い。変だなと取引店に電話して調べてもらったらその分だけ残っていたのを忘れていたとわかった。まったくお気楽な夫婦だ。



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迷路 (上)(下)

戦前の昭和11年に「黒い行列」として刊行され、戦時色の推移により中断、戦後の昭和31年に「迷路」として完成した1,200頁に及ぶ大作だ。岩波文庫らしく書き出しは難読だが、読み進むにつれファシズムに向かう時代の狂気や青年の心の彷徨、権力者たちのエゴイズムが大団円として描かれる。すごい作家がいたものだ。(495/1000)

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