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春、こごみ、屈む。

野菜売り場に春の山菜が並んできた。近所にもう咲いている菜の花に加えて、「こごみ」まで見つけるともう春間近だ。先端が屈んでいるように見える様子からその名がついたそうだが、新芽と無縁な老人の嗜みとしては似つかわしい野草だ。想定外のシーンに出くわしても、卑屈にならず毅然として屈んでいられる達人の技でひっそり自生したいものだ。






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